書評「AI支配でヒトは死ぬ。」 養老孟司

内容は養老さんのいつもの話である。脳化された社会を生きる苦しみがどうのこうのというやつだ。お馴染みの話は置いておくとして、私は最近までこの「脳化」、ひいては「唯脳論」というものが理解できなかった。脳なんか関係なく世界はあるだろうと。そう思って何の疑いも持たなかった。なんで「唯脳」なのか。「唯」じゃないだろう…

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