月と星とレモンのお知らせ

先日ちくさんマネージャーの渡瀬さんに誕生日プレゼントを渡しに行った際、渡瀬さんの生まれた時から今までのたくさんの写真をみせてもらった。
人の小さな頃の写真、学生時代、思い出のアルバムをいろいろ見せてもらうと、愛おしいなあと思って、愛おしいなあと思われて生まれてきたのだなあと思って、かけがえがないなあと思う。
そして古い写真の中の子どもの目よ。笑顔よ。
あなたや誰かをささやかなことでも傷つけた全てが全部パチンとなかったことになればいいのにねえ、と思わず写真に語りかけてしまう。
思い出はいつもきらきらとして、眩しすぎるね。
リトルトリーのごとく、前だけをみて風のように生きていけたらいいけども。

ということでお知らせ。NHKドラマ「星とレモンの部屋」の音楽をmacaroomと知久寿焼が担当しました。
劇伴は全曲書き下ろし、主題歌はkodomono odoriko収録、まかちく(macaroomと知久寿焼)バージョンの『月がみてたよ』です。
個人的にはピータースピアの絵本、きっとみんなよろこぶよ!のタイトルのような気持ちでアルバム制作、クラウドファンディングの遂行、サブスクへの展開といった取り組みをしてきたつもりなので、世界にもしもしと語りかけ、はいはいとそのアンサーが返ってきたような気がして非常にうれしいです。放送は3/19(金)22時予定。ぜひごらんください。

<あらすじ>
ひきこもり歴18年の里中いち子(夏帆)。同じひきこもりの青年・涼(宮沢氷魚)とのチャットでのやり取りが、外の世界との唯一のつながりだ。いち子を何とかしたい母親の初美(原田美枝子)は日々ドア越しに語りかけるが、ある朝突然持病で倒れてしまう。パニック状態のいち子は119番に必死で電話するが、肝心の助けを求めることができない。ようやく部屋から出た時には、母はすでに冷たくなっていた。「遺体を浴室に運んで、鼻と口にティッシュを詰めてください」いち子からのSOSを受けた涼は、不思議なほどに冷静だった。実は涼にも隠された秘密があった……。

【放送予定】2021年3月19日(金)NHK総合 よる10時
【作   】 佃良太
【音  楽】 macaroomと知久寿焼
【出  演】 夏帆、宮沢氷魚、田中哲司、原田美枝子
【演  出】 福井充広(NHKエンタープライズ)
【制作統括】 高橋練 (NHKエンタープライズ) 岡本幸江(NHK)
【URL 】https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/20000/442425.html 

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NHK録音日の集合写真。見事にみんな服の色がばらばらになった。

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ちょっとだけ私もうた入れしました。

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ちくさんのおもちゃ楽器たち。劇伴の方でみんな大活躍しています。
(録音前にちくさんに全部鳴らしてもらいました)

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エマル




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