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キャリコンのひとりごと〜ママになる?

【2015年の投稿から】

少し長く相談を続けてきた方がおふたり、最初の一歩を踏み出しました。
どちらの方も、すんなりと社会に組み込まれる事が難しかった方。
どちらの方も期限がある仕事です。
でも、期限までやり遂げるということが大切だと私は考えています。
『見ててあげるから、やってきてごらん』という気持ちで接します。
そして、「やってみてどうだったか、また聞かせてね」と送り出します。
信じて、見ていてくれる人がいるから頑張れる…
このことが大切なんだろうと思います。

この仕事を始めて間もない頃に、ある大学生を担当しました。ハイレベルな大学のハイレベルな男性…自分でどんどん就活を進めていきます。週に2回ずついらっしゃいました。私がしているのは進捗状況を聞くだけ。
イキイキとしている様子を見ながら、少しだけ疑問が湧きました…「私って必要?自分でできるんじゃないのかな?」

そして、内定を得て挨拶に来た彼に思わず聞いてしまいました。「私は何かのお役に立てたのかしら?」

彼は即答してくれました。

「もちろんです!前田さんが聞いてくれるからこそ僕は頑張れました。他の相談機関にも行ってましたが、前田さんに1番初めに聞いてもらいたかったです。」

相談員冥利につきる言葉でした(o^^o)
と同時にストンと落ちました。

ママなんだ…

「ママ〜見て〜すごい〜?(^o^)/」なんだ…

ならば私は世の中のママに成ろう。

『どれどれ?ほんとだーすごいね〜♪』と応えよう。

そう腹を括ってからもうずいぶんと経ちました。

私は世の中のママに近づけているかな…

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