息子が自閉スペクトラム症と診断されるまでの話④

前回「感覚過敏症」について
また今度深掘りして
書きたいと思います。



年少さんから年中さんに
切り替わる時期。

保育園では、
年長さんのさよなら会が
行われました。

年長さん10人いて
その中にいたKくんは
息子くんを大好きで
いつも遊んでくれてた子

年明けくらいから
「今日Kくんと、自衛隊ごっこしたよ!」

「今日Kくんと、銃作ったよ!」

内容が激しめですが、、
あんなに
「保育園行きたくない!!」
だったのが

「Kくんと遊びたい!今日いるかな?」
と保育園行くのが楽しみになってました

そんなKくんとお別れ会

Kくんに
「なんの、おもちゃ取ったの?」
「僕マリオのメダルにしたよ!」

距離感を掴めないKくんは
息子くんに詰め寄り話しかけてました

距離が近過ぎて嫌がってましたが
なんだかそれも楽しめてる様子。

その姿が
私は嬉しかったです

終わりの会をして
帰宅。

息子くんに
「お兄ちゃんお姉ちゃん
 いなくなるの寂しくなるね」
と話したら

「遊ぶ人いなくなっちゃう」

「うーん、そうだね」

何も言えませんでした。

年長がいなくなると、
次の年長さんは、
足の不自由な女の子が1人
その下が息子くん

あとは、1〜3歳の
まだまだちっちゃな子達

果たして遊べるのか、、

不安を残し、
幼稚園で息子くんは
無事に年中さんへ

年中さんに上がったら、
生活スタイルがガラリと
変わりました!

お兄さん意識が
急に強くなり
「僕はお兄さんになるんだよ」と
自信満々に話してました!
(下の子妊娠したと勘違いされたことも笑)

今までは、
着替えやハミガミ・トイレ
朝の支度は私がやらないと
全くやらなかった息子くん。

本人がやる気になるまでやる!
と決めて、
1つ1つ息子くんがやるつもりで
「これはこうやるんだよ」
と話しながら支度してました

それを覚えていたようで
「ママが教えてくれたから
 自分で出来るよ!」

感動です。

更に
「長い針が6になるまで
 準備しようね!」
と課題与えると
何故かそれに燃える息子くん

すごすぎる!!
ここまで人は変わるのか!
とホントに感動しました。



そんな中、言語リハビリで
改めて知能テストがありました。

息子くんの集中する時間は
とても短いので、
テストは3回に分けて行いました。

テストの結果は
「自閉スペクトラム症」

先生曰く

「覚えることに長けていて
 目で見て判断する能力が
 通常100だとすると、
 息子くんは130

 言葉の判断が難しくて
 通常100だとすると
 息子くんは80

 コミュニケーション能力など
 総合的に見て
 こちらの結果となりました。

 ただ、自閉スペクトラム症は
 いろんなタイプがあります。

 息子くんの場合は、
 今の生活スタイル
 日々の言語リハビリの結果報告
 をお聞きして
 
 言葉の遅れや
 コミュニケーションが
 少し難しいところを見て
 総合的に判断しました。」

色々お話しましたが、
頭の中が「自閉スペクトラム症」を
ぐるぐるしたので
あまり覚えていません。

覚えてることは、
どっぷり浸かった自閉ではなく
片足を突っ込む程度の自閉だと。

その日の夜、
旦那と話し合いしました。

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