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ハリルじいちゃん解任について思ったこと

随分時間が経った気がしますが、4月にあったハリルホジッチ全日本代表監督の解任騒動について考えたことまとめておきたいと思います。

個人的には以下のnoteのエントリーが本当に秀逸で、自分が考えていたことをすごく的確に表現されていました。

おおよそ、ここに書かれている内容がサポーターとして考えていたことに近しいのですが、やはり自分として悲しいのは

◯ 4年に1度の楽しみを直前で奪われてしまったこと。
◯ (色々憶測されてますが)よくわからない理由で直前に監督を解任する国だということを世界に対してマイナスのアピールをしてしまったこと。
◯ 今後、優秀な世界レベルの監督は日本に来てくれなくなる可能性が大きくなってしまったこと。
◯ W杯終わったあと、どうなるのかわからなくて、日本代表への温度感が自分の中で下がってしまったこと。

あたりのことが大きいです。

日本代表は応援してましたし、去年のW杯予選のホームでの試合はほとんど見に行ってました。それだけ応援してたし、アギーレ解任のあとの混乱の中で世代交代を一気に進めてW杯出場を獲得したハリル監督の手腕は確かに素晴らしいものがありました。正直応援してましたが、オーストラリア戦のスタメン見たときには「は?ハリルあほか?」と思ってました。試合後に完全に見方を変えましたし、ハリルの選手を見る目に脱帽しました。

本件について別に解任如何は協会の責任なので、それ自体は問題ではないと思います。W杯出場と本大会で戦うことを別に考えて、W杯出場後に監督を変更する国は普通にありますし、東アジアカップの日韓戦の不甲斐ない戦いをしたあと解任ならまだ理解は出来ました。

主観ですが、ハリル監督の選手選考はサッカー好きからすると至ってシンプル、かつ公平で、明確な意図がわかります。
但し、どんなサッカーをするかは結局よくわかってませんw

選ばればなかったり、中心選手から外された選手がいたのもわかってます。だから良い悪いは別にして、

◯ 広告塔の選手が出場できない、選ばれないと、スポンサーがうるさいのでやめさせました。

◯ 外国人監督路線やめます。今後は日本人監督を育てるためにやめさせました。

くらい言ってくれた方がむしろ納得はしないけど、理由にはなると思ってます。(本当にそうかは知りませんし、ただの妄想です。)

先日読んだこの記事は本当に秀逸でした。こういう記事がどうして日本の記者から書けなかったのだろうかと思ってしまいます。

選手選考、どう戦うか考え、表現するのは監督の専権事項のはず。
それに対して協会が口出すべきではないし、出したり具体的な行動を取るのであれば別のタイミングがあったはず。

なのにどうして今なのか?

という部分についての理由が薄弱で全くわかりませんし、多分今後も語られることなんかないんだろうなと思います。

ただ、なんとなく、この件について協会側と選手、世間の間で考え方がずれている気がしていて、すごいもやもやして、本気でW杯を楽しめることはないなーと感じてます。
この記事とかまさにそれだと思います。

(いくらポジジョントークだとわかっていてもこれは言いすぎでしょ...)

ここからは個人の主観ですが、日本ってナショナルチームの人気がありすぎるんだと思ってます。(欧州だと、クラブチームが人気でナショナルチームの人気がないことが課題という話も見ました。だからナショナルチーム向けの国際大会を新しく作るのか作らないとかw)

日本はナショナルチームの方が人気があるから、広告としての価値が高いから、スポンサーが付くから、ビジネスになるから、っていうサッカー本体とは関係ない色んなことが複合的に絡み合って今回の件になったんだと思っています。

(ここまでの文章はたんなる妄想と憶測で書きました。)

W杯はアルゼンチン見ながら楽しもうと思います!

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