9/15に静岡で越境GARDENというパーティあるんだけど遊びに来てみませんか(DJ告知)
これは、私がDJで出るパーティの告知兼前解説コンテンツです。2019/9/15に初めて静岡で遠征DJすることになったのですが、遠征するヤバみをよく理解していなかったので覚書を作りました。
こういう規模感のパーティを紹介する難しさとして、「自分の中と友人間ではマジですごいメンツなんだけど、他者からみてどうすごいのか分からん問題」が横たわります。インディーズの抱える課題ですね。
なので、ここで聞いてみて欲しいMIXとかを交えながら、各位の個人的な好き・すごいと思うなあという部分を解説することで、越境GARDENないしは彼らのパーティへ遊び行ってみようかしら音楽聞いてみようかしら、という動機付けの一助になれば幸いです。
では、行ってみましょう。
越境GARDENとは
上記ツイート写真左から、DJ PooL SharK氏、DJ ASIA氏、高野政所氏のお三方によるパーティの名称です。「越境」の部分はDJ PooL SharK氏がレギュラーでやってるIQ低め、バイブス高めのグローカル系クラブパーティ「越境ダンスホール」から取られています。
不動前TRIOでお試しでやったら楽しすぎて、そこから静岡ツアーで沼津、浜松とやって、今回の静岡がツアー千秋楽という扱いらしい。
ところで越境GARDEN、ロゴもかっこいいのでちょっとみて欲しい。ここにも越境ダンスホールの意匠が含まれている。
以降、9/15の静岡回に参加する演者について、主観的に解説していきます。なお、「これちげーよ!」というご本人からの指摘あり次第、当記事は随時加筆修正されますのでご了承ください。
DJ ASIAとは
おそらく今回初めてお会いするDJなのですが、まあ兎に角MIX聞いた時点でDJが巧すぎた。音楽お仕事にされてた時期もあるそうなので、折り紙付きの巧さ。
どうすごいMIXなのかは、越境ダンスホール主催のコンペで提出した、氏のMIXがわかりやすいかと。違和感なくハリウッドザコシショウぶっこんで来て、初見でゲラゲラ笑いました。クラブミュージック詳しくない、と言う方も思わずニコニコするポップさが素晴らしいMIXです。
高野政所とは
続いてはこちら。説明不要な気もするのですが、ナードコアの立役者レオパルドンでありFUNKOTの日本開拓者DJ JET BARONであり前科おじさんであり贅沢ホリデイズのメンバーでありTik Tokでバズってる節子の作者であり(Tik Tokに楽曲の料金分配スキームが無いと知って驚愕)、たこやきレインボーのトラック提供者でありステッカープッシャーでありと、この方の紹介すると兎に角情報量が多くなってしまう。
いついかなる時もバイブスを高めまくるDJに定評があるので、今回も間違いなくやってくれるでしょう。noteプロフで「お金はいつも無いのでサポート大歓迎しております。」とのことですので、noteでのサポート、bandcampでの購入、アシパン学園、現場でのおひねりなど各位課金しましょう。
DJ PooL SharKとは
いつもお世話になっております、越境ダンスホールの主催者です。通称越境のボス。この方もやはりDJうま男だなあ、と毎回聞くたびに思うのですが、バングラ(インドとパキスタン方面の音使ったブレイクビーツ)と日本語レゲエ使っているときのDJがめちゃかっこいいな、と思っています。
越境ダンスホールコンペのMIXが、パーティの世界観を30分でぎゅっとまとめているので、こちらぜひお聞きください。
余談:氏とは、Netflixや映画の話をよくします。全裸監督の感想書きなぐり記事でも書いたのですが、刑事の菊池役に雰囲気似ていると思う。あと、色気があると思ってる。
uenos airesとは
越境ダンスホールのメンバーで、ジプシーコアと南米系クラブミュージックとジャパコアが好きな、私の相方。彼とは、marginal disKoという早朝バズーカ系ユニットをやっています。
話してて思うのが、ほんと音楽の引き出しが広いよなあと。1960年代のグループ・サウンズからアシッドフォーク、1970年代のソウル、1980年代のジャパコア、1990年代のポップスやロック、2010年代のグローカル系と教えてもらったことが多すぎる。
個人的にはクラブミュージック以外の音楽方面で、いろいろ教えてくれた師匠的な存在というかそんな感じです。
当日のDJはオープニングですが、さてどうなることやら……ツイートが不穏なんだが……。
あわいとは
越境ダンスホールのメンバーで、タロットができてお菓子やお茶が大好きでVOGUE(ダンスの方)界隈にも関連があり、越境ダンスホールではモンゴル〜中近東のロックやポップスが大好き、兎に角Diggerなお姉さん。
越境ダンスホールでお会いするとき、「そのアクセはどこのですか?」と高確率で聞いている気がするので、センスがとてもユニークな方だと思っています。
あと、個人的なエピソードでこの人やべえな、て思ったのが、「どこでそういう音楽掘るんですか」と聞いた時に「YoutubeとTelegram!(匿名性とセキュリティの高いメッセンジャー)」という回答。完全にヤバイDiggerと思いました。Telegramて。
「モンゴルのポップスMVは絵面が強くて良い」とは氏の発言ですが、どこからこういうの掘ってくるの……しかもこれちゃんとTrapだし。越境GARDENでの選曲にも期待ですね。
DJ MOROとは
こちらも高野政所氏よろしく説明不要かもしれませんが、改めて。元LEF!!! CREW!!!であり元VIBES MAFIAであり、現在はテクノウルフとしてもソロとしても超絶イケてるDJをする人です。
※テクノウルフについては、以下の映像が一発でかっこよさを分かると思うので参照ください。これでもフルメンバーじゃないんやで……。
彼のDJを聞いているとき(特に越境ダンスホールで)思うのが、兎に角選曲の引き出しが幅広いことと、その選曲がしっくり来るように繋ぐ確かなスキルが両立していること。ほんとにDJうま男。
Gqomとか徐々に知られてきているジャンルの音楽取り入れつつ、ディープ目のテクノ、JUKE、90年代ポップスの音頭アレンジ(?)などを一つのMIXラインで繋いでいるのを聞くと、どういう考えで選曲しているかは分からないけれどかっこいいことは分かる、という感情になります。
emとは
せっかくだから便乗して自己言及するぜ!ということで、この記事を書いている人こと私です。詳しいプロフィールは別記事に書いてあるので、こちらをご参照のこと。
越境GARDENでは何かけようかなーと現在も選曲中ですが、最近いろいろと原点回帰していたり、昔の音楽(1940-1950年代)かっこいいと思ったりすることが多かったので、その周りやろうと思います。
直近で越境ダンスホールのコンペMIXやったにはやったのですが、実はこれ全然納得いってなくて、この路線をもうちょっとうまくやりたいな、というのがあります。
各位を解説していて、改めてみんなDJすごいので、やれんのか?という気持ちですがやっていくぞ!
静岡ラジシャンとは
最後に、今回開催越境GARDENのロケーションについて。曰く、静岡両替町音民窟。らしい。らしいというのも実は私まだ行ったことなくてですね…。
規模は新宿ドゥースラーよりちょい狭いぐらい、らしい(※ご指摘あり修正しました)。なのでバー+ライブフロアがあるぐらいのスペースでしょうか。GrassRootsぽい間取りだけど微妙に違うらしい。音がめっちゃ出るらしい。
Twitterの傾向を見ると、ジャンルは問わず「音好きの人」が集まるなあという印象があります。なので、これまで紹介したMIXで、何かピンと来るものがあれば遊びに来ていただくと、ロケーション的にもしっくり来るはず。たぶん、きっと、メイビー。
というわけで、2019/9/15(日)、静岡近郊の方はもちろん東京含む各地の方も、「静岡のおいしいハンバーグさわやか食いに行くついで」に、越境GARDEN遊びに来てみませんか?という告知でした。あるいはこのパーティ明けにあみ焼き弁当買って帰るというのも一興。
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