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コラム:ウマ娘完全攻略〜プロジェクトL'Arc篇

   砂塚ユートです。今回は自分なりにウマ娘の新シナリオ“プロジェクトL'Arc”をハックした攻略記事になります。

 ※今回はたまたま上振れたUE個体を元に解説していきます。なおノウハウは共通ですがソシャゲの宿命として、ステータスを一定以上で安定させるにはある程度のカード資産と継承ウマ娘を要求されるのであらかじめご了承ください。

初手 安心沢 愛嬌 切れ者

デッキ編成と継承

 今回は新シナリオに伴い、競技場刷新の一環としてダート・先行用にコパノリッキー(星4)を育成しました。

継承はスピ3パワ9賢さ6

①スタンダード編成

   今回用いたデッキ編成はスピ3スタ賢さ1友人1です。リッキーの成長率(パワー10賢さ20)とマイル育成の都合を鑑みてスピードを多めにしていますが、中・長距離はスピ2スタ2賢さ1友人1が良いと思います。

   スピード枠の片面は最低3凸以上のエルコンドルパサーを推奨。性能は現状、プロジェクトA’rcにおける最適解です。
   シナリオリンクの上に強いことしか書いてないので要点をあげるのに苦労しますが、ひとまず注目すべきは初期絆。本シナリオでは友情を二人以上で踏むとスターゲージを一気に稼ぐことが出来るので、従来以上に素早く絆を上げるのが重要になってきます。
 極めつけは絆ゲージが100以上の時、全パラメータとスキルPtボーナスという固有ボーナス。今回はスターゲージ回収の進捗次第で友情以外の練習を踏むこともザラにあるため、目に見えて数値が変わってきます。あとレース出ないのもあってSPボーナスの恩恵も大きい。持ってないやつは借りろ! 引けてないやつは引け!!
 相方は相変わらずキタサンブラック、水着マルゼンスキー、ジャングルポケットの三種の神器が強いです。(アグネスタキオンも)
  スタミナは評価点盛れるので最低でもピン刺ししてます。4凸これしか持ってないのでクリークにしていますが、シナリオリンクのあるマンハッタンカフェ(新規の方)やゴールドシップなどを持っているならそちらの採用をおすすめ。特にゴルシに関してはSRでも凸進んでいればまぁまぁ妥協できます。

   友人枠(佐岳メイ)については三女神と比べた場合の相対評価や、そもそもお出かけする暇がないなどで初日時点で不要論が飛び交うなど諸説ありますが、個人的には必須だと思います。少なくとも10月のチャンミでは金スキル「ロンシャンの申し子」が確定で要るので……。
 こいつの上振れ要素については都度に解説していきますが三女神と同様、デビュー前、遅くともジュニア級時点でお出かけイベント引けていなければリセット推奨。凸数は1凸からSPボーナスが付くので最低限度。
   賢さもピン刺し。根性育成や友人無しでは2枚採用も視野。この場合はなるべくお休みを踏みたくないので回復補助になると思いますが、リッキー含め賢さ20〜30族だと1枚でも充分に1200叩けるのであまりおすすめはしません。

②根性育成

   今回も評価点狙いならかなりやれる事が判明。正直これで紹介すればよかった。デッキ編成は4凸エルコンドルパサー+根性2賢さ2友人1。原則デビュー前以外はお休みを全く踏まない前提なので、賢さ+回復サポートイベント多め。立ち回りそのものは下記とあまり変わりません。

立ち回り(デビュー前~ジュニア期)

スクショ撮ってなかったので代理のシリウス
3ターン目

   初手のターンは従来同様、サポカ3人以上並んでいない限りはお出かけを推奨。友人が出現する3ターン目はとりあえず挨拶に行きましょう。挨拶は人として当然のことですが、絆やスターゲージの偏りによっては1ターンくらいなら後でもいいかも。このシナリオはシニア期10月前半で終了する都合上、だいたい10ターンくらい短縮されてるのでなるべく早めにお出かけ出来るように心がけます。イベント発生がジュニア期後半以降になると完走はまずステが死ぬので諦めた方がいいです。
   今回のお出かけは練習が上振れるほどに完走が難しくなるというジレンマを抱えています。その場合は無理をせず、練習が下振れてやる事なかったら打つくらいでいいと思います。キャンセルであえて拾わない考えもあるようですが、お休み踏むくらいならリターンある分、こっちの方がいいと思います。回復量もそれなりに多いですしね。

例によって上が安牌(お出かけ確定)
中央は博打(非推奨)
下はさよなら…

   序盤のコツはなによりゴールドシップのスターゲージを優先的に踏みに行くこと。これはゴルシのスターゲージレベル1が確定で「愛嬌」を持っているためです。エルも「練習上手」を持ってくるので絆上げついでに早めに拾っておきたいです。
   その後、友人の絆を60以上にして分身(同時期に2つのトレーニングに参加している状態)できるようになっていればまずまず。

   SSマッチは原則5人になった時に吐くように意識してスターゲージを貯めていくこと。トレーニング効果の上昇に重要な「期待度」を稼ぐためにも、とにかくマッチ数を稼ぐのが大事です。SSSマッチの発生条件は未だ不明ですが、要求数が5人であることだけは明らかなので最大効率を積極的に狙います。
   ちなみに放っておいても5人のSSマッチがSSSに進化することはない上、空にしないと次の分が貯められないので素早く5人揃えてなるべくすぐに吐く事を意識してください。5人SSマッチをどれだけ多く踏めるかに育成の半分が懸かっています。

ジュニア期12月後半時点

 順当に行けばジュニア期12月後半、最初の代表交流戦時点で海外適性は「栄養管理」まで克服できるはずなので、とりあえず一律でLV2まで上げておきます。(LV3には絶対しないでください)この時に150ptほど適性ptが余っていると上振れの目安です。以後、クラシック7月前半の遠征開始まで絶対に海外適性には触らないでください。この時点では上げても何一ついいことは無いです。

立ち回り(~クラシック期6月後半)

光芒一閃
ロンシャンの申し子
アガッてきた!
決死の覚悟
注目の踊り子

 1月前半の選択肢は恒例の金スキル選別。これはまぁ脚質やお好み次第かも。ちなみにナカヤマフェスタが「博打打ち」、マンハッタンカフェが「内的体験」です。サポカ編成で確定かな? 友人の新年イベントは根性+17とやる気アップで回復はなし。
   この段階での立ち回りは下手な友情(参加人数2人以下)を踏むよりはスターゲージが多い方を優先して5人SSマッチをより多く踏むこと。友人を踏むとスターゲージが一段階上昇することがありますが体感で三女神ほど確度は高くないので上振れたらいいな〜位の期待値。

 従来のシナリオに比べると10月後半以降のターンがない分、極めてスケジュールがタイトなため、早くもお休みは踏むだけで下振れになります。回復はなるべくSSマッチや賢さ、サポイベに頼りましょう。特にスターゲージが不味いときは友情が発生していてもお出かけで回復するのがベター。
 シナリオで確定の日本ダービーの出走条件である6000人以上のファン数はSSマッチを踏んでいれば自動的に解決するため、ジュニア期G1を含めて目標外レースは一切踏まなくて構いません。というか踏むだけ無駄なので踏まないでください。ちなみに短距離やダート馬の場合でも日本ダービーへは強制出走ですが、育成中に限り芝や距離の適性は海外適性を参照するため上のチャートで既に解決済みとなります。

ジュニア期6月後半時点

 ジュニア期6月後半2回目の代表交流戦。この時点で必要な適性は先に上げたLV2で十分に事足りるためくれぐれも触らないでください。とにかくこの時期は効率よく練習とSSマッチだけ踏んでいれば万事OKです。6月後半に合わせて回復(SSSマッチだと最高)と、可能であれば友人のお出かけ3段階目で「ポジティブ思考」を得られれば後に若干の上振れになります。

立ち回り(クラシック期7月海外~)

 7月前半からは合宿のかわりに海外遠征が入ります。期間は凱旋門賞の10月前半まで。この期間は練習を踏みつつ適性ptを稼ぐことが出来ますが、一方でスターゲージを貯めたりSSマッチを踏む事ができない時期になります。高効率で練習できるのは合宿と同じく7月前半~8月後半に加え、ニエル賞後の9月後半の計5ターンです。合宿の4ターンに慣れて体力調整をミスるとかなりの負債になるので注意。

海外遠征開始時にレベル3にする

 遠征開始時に「フランス語能力」と「海外遠征」の適性が新たに解放されますが、その時点で貯まっているポイントをすべて消費してでも「海外遠征」を一気にLV3まで上げてください。「トレーニングのスキルpt上昇量+10」の効果は遠征期間に限らず持続するためです。
   「フランス語能力」に関しては、9月前半のニエル賞出走に併せて克服すればいいので、この時点では後回しでも可。

 遠征期間は合宿と同様に友情トレを多く踏んでステを上げる事を意識しましょう。(目安として凱旋門賞を安定して勝利するにはスピードが900くらい欲しいです)
 なるべく適性ptにも余裕を持たせたいので、ここでも下手な友情(参加人数2人以下、獲得pt90以下)を踏むよりは友人+人数の多い練習を優先するといった判断も大切になります。お休みに関しては回復量こそ多いものの何らリターンがないため、なるべく踏まずに体力調整していきたい。
 最も重要なこととして、海外適性のLV3では遠征中のトレーニング効果を上昇させることが出来るのでつい拾いたくなりますが、9月後半に適性ptが700必要になるので(上振れて足りてるとかない限りは)今回の遠征では使わないこと。

 9月前半のニエル賞。ここで最低限、必要な海外適性は各種LV2です。「フランス語能力」はこの時点でLV2にしておきましょう。
 ニエル賞出走後の9月後半開始時に「強心臓」「精神力」を獲得しますが、直ちに遠征中に得たポイントを使って「精神力」をLV3に上げましょう”友情トレーニング効果アップ+20%”の恩恵は即時、かつ遠征期間外でも有効だからです。

ジュニア期9月後半開始時点でこうなっていると正解
取得した上で200以上余っていれば多分上振れ
「強心臓」LV2は凱旋門賞に間に合えば〇

 以後、シニア期7月前半の海外遠征開始まで海外適性のレベルには一切触らないでください。このゲームの必勝法は「余計なことをしない」です。

クラシック期 凱旋門賞(10月前半)

 本シナリオ最難関の難所。凱旋門賞の勝利自体、現実に達成した日本馬が居ないこともあって難易度は過去最高です。ストーリーの進行上は勝てなくても問題のない負けイベントですが、色々とボーナスが付くので是が非でも勝っておきたいところ。

 この時点での適性は上手く進行していればこんな具合。どうあがいてもクラシック期では「ジンクス」(全ステータス-250)のデバフは解除できないので、前述の通り勝つためにはスピードはなるべく盛っておきたい。安定を狙う場合は終盤加速なども有効なので、スキルptに無理のない範囲で取得しておくのも良いです。
   これを勝利で突破すると根幹距離、ロンシャンレース場、秋ウマ娘の各種緑スキルと「凱旋門賞連覇の夢」の適性を獲得できます。この辺りのスキルは10月のチャンミでも有効なので、プラチナを目指す人は余計に勝つのが前提になりそう。(連覇の夢適性が必要なのは最後の瞬間だけなのでこの時点ではレベル上げしないでください)

参考:出走時のステータス(各種-250されてる状態)

立ち回り(クラシック期10月後半~シニア期3月末)

 凱旋門賞を終えた10月後半からは通常の練習に戻ります。今まで通りスターゲージを上げてSSマッチをより多く踏んでいきます。

友情タッグ(友情2人以上)を踏むとゲージを大幅に上昇させることが出来ます。 

   ここから実質自由に動けるのはシニア期6月前半までなので、特に友人のお出かけ消化を考える場合は残り期間を逆算しておく必要があります。お出かけ完了で貰える「ネバーギブアップ」は強力な金スキルなのでなるべくなら獲得しておきたいですが、最終ステータスを考慮するとSSマッチの数を重ねるほうが優先かなと思います。
   目標外レースに関してはやはり一切出る必要はありませんが、大逃げの取得条件のみ全ウマ娘共通で「ジャパンカップで勝利」なのでお忘れなく。(本シナリオのシニア期は11月以降が存在しないのでこのタイミングしかないです)

お出かけ3回消化済みの場合

 10月後半終了時にシナリオ確定でやる気デバフが働いて2段階ダウンしますが、11月前半を終えるとともに確定でやる気が絶好調になるのであまり気にせずとも良いです。この時点で友人のお出かけ3回目から「ポジティブ思考」を獲得していた場合は相殺できるため、1ターンだけですがやる気が上振れます。

 またクラシック12月後半明けには従来のような新年の選択肢は発生しませんが、このタイミングで30回復が確定なので体力調整にはくれぐれもご留意ください。くじ引きも行われません。

シニア期3月後半終了時

 シニア期3月後半終了時に3度目の代表交流戦。必要な適性は画面の通り6つ。クラシック凱旋門賞の時点で克服済みなのでそのまま突っ込んでください。

立ち回り(シニア期4月前半~シニア期6月後半)

 4月前半開始前に従来どおり2度目の継承。やる事は変わりませんが6月後半には確定出走の宝塚記念が控えており、その後は海外遠征に行ったままシナリオが終了するため、お出かけや各種サポートイベントの消化、SSマッチを発生させられるのは残り5ターンしかありません。(シニア期6月前半がラストターン)

6月前半に踏めると素晴らしい

 なお本育成の成否はシニア期7月前半開始の海外遠征で決まると言っても過言ではないので、シニア期6月前半になんらかの回復を入れることを強くお勧めします。(より多く踏んでいる前提で)このタイミングで回復込みのスペシャルマッチを踏めればベストだと思います。

シニア期6月後半終了時

 6月後半の宝塚記念出走後、最後の代表交流戦。克服すべき課題はシニア期3月後半終了時点の交流戦と同様に克服済みなのでここも適性を弄る必要はありません。
   出走後に友人を編成していれば金スキル「ロンシャンの申し子」と、最後の海外適性「L'Arcの希望」を得られますが、この適性に関しても必要になるのは9月前半のフォワ賞以降なのでレベル上げは保留してください。

☆立ち回り(シニア期7月前半 海外遠征2)

 
    今までのは単なる下準備。
 ここからの立ち回りが全てです。
 あなたに出来ることは”計算”と”お祈り”です。

 
練習期間は7月前半~8月後半+9月後半の計5ターン。ここでようやく保留していた海外適性レベル3の上げどころが訪れます。
   これまでの適性ptとこの先の獲得ptの見積もりによって立ち回りがケース・バイ・ケースで変わってきますが、ひとまずこの段階で「強心臓」をレベル3に上げておきます。(賢さが光っている場合は先に「フランス語能力」を上げたほうがいい場合もある)こうすることで練習の消費体力を2割減らせるので友情をより多く踏むことが出来ます。最終ステータスを考える上ではこの遠征中のお休みはもはや死と同義の重みを持っているため、入念な体力調整となるべく友人が重なることへの祈りを要します。
 たとえば以下のようなケース。7月前半の練習で保有しているptは上振れもあって930を超えています。

 9月前半のフォワ賞でデバフを消化するための「L’Arcの希望」と、最後に必要なレースボーナスとなる「凱旋門賞連覇の夢」のポイント分(200+150)を差し引きしつつ、ステータスを盛るために適性レベル3の各種トレーニング効果+50%を状況に応じて適時拾っていきます。
 たとえば上のケースでは上昇幅や友人が重なった事による適性pt+50を見込んでスタミナ練習を選択したいので、スタミナのトレ効果が上がる「ロンシャン適性」と根性のトレ効果が上がる「海外洋芝適性」をそれぞれレベル3にしていくとよいでしょう。
……。

は、はにゃ…?
(ハック失敗)
ガバチャー

   この育成は手探りだったので言ってる事とやってる事が違いますが、とにかくこの3年目の遠征ではこれまでに貯めていた適性ptを割いて練習に応じて都度にトレ効果の上昇を狙っていくのが最終ステータスを上げるためのコツです。人為的に出来る努力はここまで。もちろん練習が光るか光らないかは運次第なのであとは本当に祈るばかり。下振れると悲惨なことになります。

 9月前半のフォワ賞。ここで「L’Arcの希望」のレベルを上げて最後のデバフ「ジンクス」を解きましょう。くれぐれもこの後、9月後半にも練習が控えていることはお忘れなきよう。

あんまりでした

凱旋門賞連覇の夢

   いよいよシナリオも佳境、連覇の懸かった最後の凱旋門賞です。クラシック期の凱旋門賞で勝利していた場合はラスボスとしてモンジューが新たに出走する他、全体的に相手のステがかなりシャレにならないレベルで底上げされています。とはいえここまで来たらあとはもう人事を尽くして天命を待つ他ない。クラシック時点で目覚ましを使い切っていた場合は最後のお祈りポイントになります。

最後の上振れ要素
この瞬間にしか使わないので忘れずに使いましょう
ノンスト(最強加速)積んでる
直線一気持ってるし

   ちなみに以下は出走前のステータスとパドックの比較。

挑戦終了

   おかげさまで連覇出来ました。連覇の夢適性でレースボーナスが載って各ステ+37です。適性付いてないとどうなるかは知りませんが……。

   最終的なステータスはこんな感じ。コンディションに関しては「切れ者」のみ完全なる上振れですが、その他はお出かけとSSマッチで再現可能。特に「愛嬌」は可能な限りデビュー前にゴルシから拾っておくと予後が全然変わってきます。体力消費がシビアなので「練習上手」もかなり有用。
    獲得スキルは以下。固有レベルは交流戦を通して上がっていったため、少なくとも理事長の絆レベルは関係ない模様。また巷ではスキルptがカツカツと言われてますが、SSマッチを多く踏みつつ、最速で「海外遠征」をレベル3にしていれば自ずと稼げるかなと思います。

   まぁこれも実際、必要十分で不足はなかったかなと。継承を抜きにしてもサポカのエルコンドルパサーのヒントレベルが高く、コーナー巧者など雑に強いスキルを最小の消費で取得しやすい環境なのかなと思います。

終わりに

   あくまで一例ですが、以上が実装3日目時点での新シナリオハックになります。まだまだ未確認の要素が多いので解明され次第、改善の余地はあるでしょうが、概ねこんな具合だと思います。
   こんな記事書いて言うことではありませんが、ガチ勢やランカーには及びもつかない、感覚でウマ娘やってるライトユーザーなのであくまで参考程度にしていただければ幸いです。(ただUE乗ったのが嬉しくて書きたくなっただけなので……)

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