タロットをゼロから初めて自信を持って他人を占えるまでにどれくらいかかるか?
「結論」
ズバリ平均5年。
月1で教室に通い、毎日占ったとして、大アルカナ22枚が使いこなせるのは1年から2年かかる。
小アルカナ56枚も含むフルデッキ78枚で占えるようになるには3年はかかる。
仕事しながらなら、自信が持てるまでに、だいたい5年くらいかかる。
「理由」
特に対面鑑定をする場合、調べながら答えるわけにはいかない。
チャット鑑定で調べられても、カードのニュアンスの違いを把握するまでに時間がかかる。
なんせ78枚あるからね!
「根拠」
初めは、よくわからないから、本に書いてある通りに伝えてしまう。
それで分かるなら、本を買って自分で調べれば安上がりなんだから、やるよね?
基本的に文言表は抽象的な言葉で書いてある。
具体的に言ったらどうなるのか?
それがわからないから、本を買って占ってみても、答えが出せない。
だからお金を払って占ってもらう。
「具体例」
たとえば、部屋着を買う択一で、現在に力8正、未来に悪魔15正が出た。
悪魔のキーワードは「誘惑、欲望」だ。
具体的にいえば、「送料が1回で済むように、前からほしかった服も買っちゃお!」みたいな気持ちでいるなら、「部屋着だけ買うならイエス」と伝える。
「質問者が言ってほしいこと」
「質問のシーンに合わせて、具体的な出来事を言う」は、通販で買い物をした経験がないと「なにをしそうか?」がわからないよね?
「問題を理解している」から「カードがいいたいことが分かる」ので、「総合的な判断もできる」。
知らないことは詳細には語れない。
抽象的な言い方しかできない。
抽象的な単語から、具体的なシーンを浮かべられるなら、「わかっている」ので、占う必要がない。
「タロットにできること」
タロットで占える未来は最大1年先くらいまで。
まだすべてがわからない未来を占うのは難しい。
なにも指定しないなら、3ヶ月後くらいを目安にする。
「過去になにがあって、いまどうであるか?」までは、わりとはっきりでるが、未来は可能性で確定ではない。
行動次第で変化する。
でも「自分のことだから、冷静になれない」というケースは多い。
過去と今を把握して、問題と向き合うだけで、十分に「考える土台の提供」はできる。
「タロット目線」
なるべく具体的に、的確にいえるように、「抽象的な文言表」と「質問にあったシーン」が結び付くまで、だいたい5年くらいかかる。
なぜか?
日々、「この出来事ならどのカード?」みたいなタロット目線で暮らすようになるから。
意識して暮らすようになり、判断がつくようになるのに5年くらいかかる。
「まとめ」
努力次第ではもっと早く身に付けられるが、「ゼロから初めて最低5年はかかる」と思った方がよい。
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