名探偵コナンの消失　中編

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前編

帝丹高校
放課後

歩美「哀ちゃん…一緒に帰ろ？」
哀「あら吉田さん、いいわよ一緒に帰りましょう。」
トコトコトテチテ

哀「吉田さん、なにかあったのかしら。元気がないように見えるのだけれど。」
歩美「…哀ちゃんはなんでもお見通しだね。
うん、実は今日の昼休み、元太君と光彦君がかくかくしかじかで大変だったんだぁ。
歩美って、一応ヒロイン的ポジションのはずなのに空気になってて…
じゃなくてっ！コナン君、本当にどこにいっちゃったのか心配だよ…」

哀「吉田さんは彼のこと本当に心配なだけなのかしら。」
歩美「…やっぱり哀ちゃんにはかなわないや…
わたし、コナン君のことが好き。
でもコナン君には好きな人いるみたいだし…」
哀「思い当たる節は…あるわね…」
歩美「コナン君、年上のお姉さんが好きみたい。歩美なんてまだまだ子供っぽいし全然だめなの。」
哀「そんなことないわ。あなた、とても魅力的だわ。」
歩美「え！ありがとう哀ちゃん。嬉しいな////」

哀「ところで吉田さん、江戸川君に関する情報を教える替わりに、一つお願いがあるの。」
歩美「…？！哀ちゃん！コナン君のこと何か知ってるの？それに哀ちゃんのお願いなら歩美、協力する！！」
哀「名前…吉田さんじゃなくて、歩美…って呼んでいいかしら…」
歩美「嬉しい！実はずっとそう呼んでほしかったの！
哀ちゃんって大人っぽいし、少し距離を感じる時もあったりして…だから本当に嬉しい！」
哀「よかったわ…江戸川君に関する情報はここでは話せないけれど、ちゃんと伝えるわね。
あなたと一緒にいるとポカポカする…
こういうときどんな顔をすればいいかわからないの。」
歩美「笑えばいいと思うよ。」
哀「私はあなたの人形じゃない。」

歩美「そういえば哀ちゃん、最近一人暮らし始めたんだよね。」
哀「ええ、博士の調教にも飽きたところだし新しい実験もしたくて。博士、私の事『レイ』って呼ぶのよ。困るわね。」
歩美「すごい！！哀ちゃんってやっぱり化学とか実験が大好きなんだね！
よかったら遊びに行きたいな…なんてσ(^_^;)」
哀「いいわよ。そこでなら江戸川君の情報も話せると思う。
丁度今、被験体SK-IIの研究を進めているから、少し散らかっているけれど、もしかしたら歩美の知ってる人に会えるかもしれないわね。」
歩美「SK-IIの研究？なんだかとってもお肌の調子が良くなりそうな研究だね！
それに歩美の知ってる人？誰かな？楽しみっ！」
哀「SK-IIは被験体の名前に由来しているよ。ｸｽｯ
それじゃあ、行きましょうか。
わたしも楽しみだわ…色々と…ね…」


中編おしまい
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#エヴァンゲリオン
#SK -II