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「否定」しか言わない母


あの人(身近な人でも芸能人でも)○○やさかい(~だから)嫌い

けったいな(おかしな)服着て

この髪型似おうてへんな(似合ってない)


誰かをけなすことはあっても、絶対に称賛することがない母。
もちろん私もけなされたことはあるが、褒められた記憶がない。

家のお手伝い(家事)、やって当たり前。
やらなくても、嫌々やっても怒鳴られる。

私に向けられるのは、母の不機嫌な顔ばかり。
笑顔は時々、テレビにだけ向けていた。

きっと、嫌なこと我慢ばかりしてきたのだろうと、母を憐れむ。


つづく

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