本当の自分なんていない、いるのは色んな自分
〇〇君って猫かぶってるよね。本当はどんななの?などと聞かれることがたまにある。
それが何度も繰り返されると、考えてしまう。本当の自分ってなんだろうと。
そもそも本当の自分なんているの?
いないだろう。と思う。
自分を形成しているものは何か。その場で自分を形成しているものは状況によって異なる。一番大きなものは誰といるか。
誰といるか、その人(もしくはコミュニティ)でどのような空気を作っているか、で自分の出し方が変わってくる。
それは本当の自分を隠しているわけではなく、自分の中でその場に適した一面を出している。それは偽物?そんなことはない。その場で自分にとって心地の良い部分を出しているだけで合って、自分でないわけではない。
全部自分だ。
じゃあ、そういったものを全部取っ払えばどうなる?一人きりでいたらどうなる?自分がわからなくなるのではないか。
人はひとりで生きられない。他の人との関係性の中で自分というものが形作られる。差分を見つけることのできない環境にいたら、それは自分が存在していないのと同義ではないか。
ということで、本当の自分なんていないのではないだろうか。
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