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なぜか今、SPELBOUNDに夢中


2010年、Britain’s Got Talent シーズン4予選

本題に入る前に動画をひとつ。アクロバティック・パフォーマンス・グループ、The Freaks の2022年BGTファースト・オーディション。

オルフの「カルミナ・ブラーナ」が流れる中、映像を駆使し、不気味なコスチュームを身に纏い、次から次へと大技を繰り出して会場を圧倒する素晴らしい演技。サイモン・コーウェルがコメントしている様に、まさに faultless ”非の打ち所がない”のだが、まてよ、以前同じ様なパフォーマンスをBGTで見たことあるはずだ、と思い探し当てたのが2010年のWinner、Spelboundスペルバウンド。まずはこの動画から。

この動画であらためて衝撃を受けてスペルバウンドについて調べるうちに「アクロバティック・ジムナスティック」というカテゴリーが公式にあるというのを知ったのだが、いや凄い。あのサイモンが完全に圧倒されているし、観客も興奮の坩堝と化している。という私も何度も繰り返し見てしまった。演技自体が凄いのは勿論だし、あらゆる分野に於いてカルミナ・ブラーナが最も効果的に使用された例だろう。次のSemi-Final の演目も素晴らしい。技の難易度も上がってるし、特にエンディングが最高にキマってる。

Semi-Final~Final、そして優勝まで英国の視聴者の圧倒的多数の支持で駆け上ったという彼らの決勝での演技がこれ。第一次のときと同じ演目だが徹底的にヴァージョンアップされている。なんといっても審査員席の上に人を跳ばす大技は「テレビのライヴ放送に於いて未だかつてない衝撃的映像」とサイモンがコメントを残している。

個人的には最初の、まるで火山が次々に噴火している様に無造作に技が繰り出されるパフォーマンスが好き。

最後は2011年のBGT決勝ラウンドにゲスト・パフォーマーとして招かれたときの映像。彼らの美しく、力強い演技を堪能されたし。音楽がまた最高なんだ。

と、ここまで観て彼らは2012年にDVDを出していることを知り迷わず購入。
内容?素晴らしいに決まってるでしょ(笑)

因みにUK盤でPALのディスクなんだけどVCL Media Playerで問題なく観れました。ご参考まで。


ところで冒頭に貼ったThe Freaks、Semi-Final の映像がこちら。これも文句なく最高。ただこれ以上BGTでの彼らの映像が見つからなかったので、残念ながらFinalには進めなかったのだろうか?明らかにTo Be Continueな演技なので、是非とも続きが観たいのだが…。


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