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牽引一種 一発試験合格(長めのトレーラーにどう対応する?)

(ヘッダーはGoogle Mapから。S字は本当にギリギリですね)


おはようございます。私は、令和4年8月下旬に牽引一種の免許を取得しました。7月上旬から受験して5回目で合格です。正直、試験場でぎりぎり受かるのが精一杯の私が書くのも僭越ですが、この試験について、これからの受験者が知りたい事を書いていきます。全くの素人考えなので、あくまで参考程度でお願いします。

明石運転免許試験場で受験しました。明石の試験車両は標準よりほんの少しだけ長く、トレーラーのホイールベースが3.9mです。トラクタヘッドは標準のものです。トラクタヘッドよりトレーラーのほうが長いので、方向転換の難易度は上がります。You Tubeの攻略動画では、35度の折り角との説明がありましたが、35度では足りません。40から45度は必要です。

ここからは、私の失敗談です。

1回目 

ギアをリバースのまま、エンジンをかけた。(減点されたかは不明。)
シフトパターンは以下の通りですが、何と1速発進をしてしまった。通常は2速発進です。

画像はイメージです

通行帯違反(減点5点)
シフト入る、入らないに気を取られ、右折後の通行帯で左のレーン(左折、直進)に入るべきところ、右折レーンに入ってしまった。
右方向転換 通過不能(検定中止)
はじめ、後退時にハンドルを半回転左に回して後退したが、なかなかトレーラーが折れてくれない。近づいて切り足したら、トラクタヘッドがかなり左に寄ってしまった。無理に折ろうとして、切り返しの回数も4回になり通過不能の判定が取られました。

2回目
惰力走行(減点5点)
クラッチを切ったまま、走行する時間が長かった。
徐行違反(減点20点)
優先道路を横断する時に徐行するのに気づかず。これが出来ていれば2回目での合格もあったかも。
脱輪小(減点5点)
左折時に路側帯に入ってしまった。トレーラーの内輪差が、2メートル近くになる事を意識できなかった。

方向転換はまた右方向転換でした。こんどはかなりインから後退を開始、左前の縁石はクリアでき、切り返しも1回で済みました。ただ、細かい減点が色々とあり、合格点には達しなかったです。

3回目
加速不良
直線区間も短いですが、なるべく加速する。60メートルあったら時速30キロくらいまでは加速出来る。
ただ、これは慣れてきてから気を付ければ良いと思います。
右方向転換(脱輪中 減点20点)(切り返し3回 減点10点)
2回目と似た入り方でしたが、戻すのが若干早く、トレーラーの左後ろのタイヤが若干乗り上げてしまった。じわりじわりとハンドルを戻しちゃダメだ。一気に戻さないと…という経験をしました。
方向転換でちょっとアラが出た。検定中止になっていないので、4回目で行ければ…と思いました。

4回目
4回目は方向転換が左バックで、少し難しめでした。
方向転換(脱輪中20点、切り返し3回10点減点)
方向転換は切り返し2回ですが何とかなりました。しかし、その後切り返しから出る時に脱輪をしてしまいました。トラクタヘッドの前輪からトレーラーの後輪まで7メートルもホイールベースがあり、内輪差は2メートルになります。
路側帯進入(5点減点)
その後のゆるめの左で、路側帯進入をしてしまう。左ミラーで注意深く確認すれば防げたミスです。
また合格は出来なかったけれど、前よりは上手くなっていると言われて嬉しかった。良い試験官の方で感謝でした。
頑張って合格まで取りたい!と強く思いました。

5回目
4回目から1ヶ月あいてしまった。その1ヶ月はひたすらGoogle Mapを見て、コースの寸法を測ったりして、方向転換で色々なリカバーをする作戦を練っていました。特に、45度まで折る作戦はその中で核となっていて、戻すのが若干遅れても良いから入りきらない事は無いようにしようと思いました。

アヤハ自動車教習所さんの動画は大変素晴らしいものでした。ただ、35度(145度)という折れ角はホイールベースが短め(3.4mぐらい)のトレーラーに適用すべきであり、鵜呑みに出来ないと思いました。繰り返しになりますが、明石試験場の場合3.9mあるので、135-140度付近の調節と読み替えれば良さそうです。

今回の右方向転換(切り返し2回 5点減点)

トレーラーの右後輪をインに寄せきれず、2回も切り返しをしました。入りきらないおそれがあるくらいなら早めに体制を立て直す事にしました。トラクタヘッド左前輪の外輪差スペースは必ずあける、若干遅れてもいいから、確実に深く折る、この2点を心掛け、斜めですが、何とか入りました。トレーラーは真っ直ぐにする必要はありますが、車体全体をコースに平行にする必要はありません。

減点はされたものの、後は法規走行をして帰るのみです。

踏み切りで、もしかしたらわたり終えるまでにシフトアップしてしまったかもです。その場合は5点減点です。

降車まで終わり、とりあえずまだ課題点はあるはずだから、それを聞こうと思いました。

開口一番、合格と言われ嬉しかったですが、なるべく表情に出さずにアドバイスを聞きました。合格後が肝心ですからね。実践で乗らなかったら免許なんて何の意味も無い。そういった言葉を頂きました。

牽引の良いところは、即日発行なところです。牽引、大型特殊を除く他の種別だとそうはいかず、取得時講習があります。午後、無事免許を取得。また牽引二種の取得を誓い、この場を後にしました。

その2は牽引二種に向けた具体的な作戦を書いていこうと思います。大回りで入れて、大回りで出す方向転換を提唱していきます。

来年の2月以降に受け始めようと思います。首を長くして次回のnoteを待って下されば幸いです。


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