見出し画像

【布教用】「爬虫類をペットにする」ってどうなの?

閲覧ありがとうございます。
ミルエスカマスと申します。
趣味として爬虫類の飼育から、爬虫類販売店に就職、独立を視野に退職し、現在業界への貢献を考えて模索中です。
このnoteでは、爬虫類飼育という趣味の世界をちょっと変わった視点から書いていきます。


専門店スタッフ時代に、大型ショッピングモールの中で爬虫類の展示イベントを主催させて頂く事があり、その会場で配っていたチラシが個人的にとても気に入っているので、今回その内容をご紹介させて頂きたいと思います。

少しでも興味のある多くの方に、一読して頂きたいと思っています。


※画像は実際に配っていたチラシの画像です。
下に文字おこししますので、内容は読み飛ばしてかまいません。

以下は文字おこし↓

じつはけっこう飼いやすい???
「爬虫類をペットにする」ってどうなの?

「怖い」「気持ち悪い」と思われがちな爬虫類たち。
「ペットにするなんてもってのほか!」って人も多いでしょう。
でも、実はけっこう流行ってるんです。

ペット爬虫類のいい所!

その①:匂いが少ない・物に付きにくい
爬虫類は、人や哺乳類のように皮膚から皮脂がでません。
なので、いわゆる体臭がありません。
くわえて、爬虫類の尿にはアンモニアが含まれないので動物の匂いの大きな原因といわれる「尿臭」がほとんどないのです。

その②:アレルギーが出にくい
動物アレルギーの多くは、唾液、体毛、フケなど、動物の体から飛散したアレルゲン物質により引き起こされます。
体毛がなく、アレルゲン物質が飛散しにくい爬虫類は、飼育者だけでなく来客にも優しいペットなのです。

その③:旅行に行きやすい
爬虫類は、「変温動物」と言われ体温を持ちません。
外気から熱を吸収して活動しており、エネルギー消費が哺乳類にくらべて圧倒的に少ないので、毎日の食事を必要としません。
なので、一週間程度の旅行などで家を開ける場合も、人に預ける必要がないのです。

その④:アパートで飼いやすい
賃貸物件などの多くは、匂いや家屋自体に傷や汚れをつけるため、ペットの飼育が難しい物件が多いです。
爬虫類は、大小かかわらず専用ケージで飼う事がほとんどなので上記の懸念が少なく、くわえて、鳴き声をだすこともほとんどないので、昆虫や熱帯魚が飼える場所であれば飼育の許可がおりやすいです。

その⑤:寿命が長い
爬虫類の多くは、上記の通りエネルギー消費が少ないので、大きさのわりに寿命がとても長いです。
人気のレオパで、平均10年、ながいもので30年以上生きています。
人生の伴侶になりえる生き物なのです。

※上記の内容は、かならずしもすべてを保証するものではありません。個体差や種類による例外もありますので、飼育にご興味をお持ちいただいたら、専門店などにご相談ください。

ペット爬虫類の注意する所!

その①:病院が少ない
犬、猫などのいわゆる「コンパニオンアニマル」と違い、爬虫類にはそれを診てくれる病院が圧倒的に少ないのが現状です。
ですが、飼育人口の増加に伴い、爬虫類の診察ができる動物病院は増えてきています。

その②:環境にうるさい
爬虫類の多くは、野生での環境を再現してあげないと生きることができません。
温度、湿度、はては紫外線の量まで・・初めて爬虫類を飼う場合は、生体よりも飼育用品のほうが高くつくことも多いです。

その③:餌にうるさい
一般的なペットにくらべて、人工フードがあまり存在しません。これは開発していないのではなく、食べ物にうるさいあまり、開発が進んでいないというのが現状です。しかし、近年はかなり研究が進み、多くの爬虫類が人工フードで飼育できるようになりました。

その④:周りの理解は得られにくい
人間は、本能的に爬虫類を嫌うように遺伝子に刷り込まれているそうで、どんなにあなたが愛を語ろうと、理解が出来ない人のほうが多いです。
家族、友人や隣人を不快に思わせないように、節度ある飼育を飼育者ひとりひとりが心がけましょう。

正しい理解をもって、レッツ爬虫類飼育!


以上がチラシの内容になります。
会場では、爬虫類に興味はあるが飼育に踏み出せない方々も多く、チラシを見て共感して下さる方も多くいらっしゃいました。

家族に理解してもらえず、飼いたいけど踏み出せないという方のご家族の説得などにもご利用いただけると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?