CLを終えて今思うこと
試合から1週間程経ちましたが結果はPSGに合計1-4で完敗。
グループリーグでは同じグループにインテルがいた状況で1位突破を決め、サポーター達に沢山の夢を見せてくれた選手には感謝しかないです。
ただし、ここの記事では敢えて数年後にもう一度CLに挑戦し、今回以上の成績のベスト8を目指すとなると何が足りなかったのかについてサポーターなりの視点で述べたいと思います。
①選手層が違い過ぎた
試合をやる前から当然分かってはいたものの、実際に試合で組み合った時によりその差を感じました。PSGなんかは後半の終わりにソレールを出してくるのに対してラレアルが切れるカードがバレネチェアを除くとコアメンバーと差がある選手が出て来るような状況でした。正直、シルバ先生がいて途中交代でブライスとかが出てくるレベルじゃないとこのレベルでは勝負できないというのが実感でした。
②点の取れる9番の不在
エムバペ級のチートなストライカーが欲しいとは言いません(笑)ただ今回のCLの試合に限らず今季のラレアルの9番の選手はあまりにも点が取れないかつ不健康な選手ばかりで構成されてしまいました。FWの選手だけの責任ではないですが、結果としてチームとして点が取れないことでコアメンバーの選手達の出場時間が延び、コアメンバー以外の若手の選手に出場時間を与えることが出来なくなるという悪循環が起こっていました。
➂戦術の幅
これは昨シーズンまでシルバ先生がいた反動でもあると言えるんですがこのレベルの試合になると簡単にビルドアップが出来なくなっていました。昨シーズンまではシルバ先生がいたおかげでビルドアップの組み立てが彼一人できてかつボールが簡単には奪われないという状況を生み出せました。
ただし、その武器が今シーズンは無くなったが故に前からのプレスに注力するもこのレベルの相手には簡単には通じないという明確でした。
私自身がイマノルに対して不満に思っていることの一つがあまり戦術の引き出しがそれほど多い監督ではないという部分ですね。前からのプレス以外の点を取る型みたいなのがシーズン通して見れなかったのは残念で仕方ありません。
④来シーズン取り掛かって欲しいこと
これらをふまえてまず取り掛かって欲しいのは来シーズンからの監督の交代です。正直、イマノルさんほどラレアルを愛している監督はいないと思いますし、2シーズン前にも国王杯をもたらしてくれた素晴らしい監督です。
但し、前述した戦術の部分での監督としての能力の天井がここなのかなという気がしたのとバレネチェアを除くとサンセ上がりの若手選手達をコアメンバーと対等レベルまで育て上げれていないところに満足できていないです。
ここの数年の成功はどちらかといえば、オラベSDの彗眼で獲った他クラブでくすぶっている能力のある若手を育て上げれたことが大きかった気がします。それにあたるのが久保、メリーノ、ウーデゴール、イサク等次々に名前が挙がります。
じゃあ次のシーズンから誰に監督をして欲しいの?と言われるとこの方しかいないと思っています。
数シーズン前までソシエダのBチームのサンセを率いていたシャビアロンソです。戦術眼は言うまでもないですし、以前Bチームで育てた若手と今のコアメンバーを融合させてリーガの制覇とCLベスト8以上進出の夢を我々サポーターに夢を見させて欲しいです。
彼ならそれを可能だと思っていますし、本気でオラベさんにはイサクの移籍金を使って彼をレバークーゼンから引き抜いて欲しいと思っています。