見出し画像

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 廣木隆一

鑑賞感想文となります ※ ネタバレお気をつけください

さて、原作東野圭吾さんということで
現代文学の映画化
キャストもそこそこ豪華なので、どんな感じかなーで観ました

以下3つの切り口で感想書きます
① ストーリーは何を伝えたかったのか
② キャストの演技力のバラツキ
③ テンポ×演出

総合評価は以下の通り
===
①ストーリー → 4.0点
②テンポ感 →3.0点
③キャスト → 4.0点
④セリフ → 3.5点
⑤映像 →3.0点
⑥音楽 →4.0点
⑦演出 → 3.0点
⑧再視聴 → 2.0 点
⑨推薦(人に勧める) → 2.5点
⑩総合 → 3.5点
ーーーーーー
合計 32.5点/50.0点
===

では、まずは
① ストーリーは何を伝えたかったのか
これは、受け手によって変わるものなので可変的にとってほしいのですが
過去に迷っていた人、今迷っている人、未来に迷っている人
そんな色々な迷いに対して、だれかに相談したいという気持ち
解を出す手助けをしてほしいという気持ちは時代が変化しても変わらない

そして解は最終的には自分で見出すもの

意味のある未来を作ることを自分ですれば正解を見つける必要はないのかも
と最近読んだ本にあったのですが、正にな!という内容でした

② キャストの演技力のバラツキ
結構上手な役者さんがご出演されていた印象
やっぱり西田敏行はすごい!

そして門脇麦、林遣都、萩原聖人!

でもメインの山田涼介が微妙なの・・・
(あくまで好みも入ります)

役者陣はいいのに、総評はイマイチになってしまう理由が3つ目です

③ テンポ×演出
邦画だということを前提に考えて、原作も加味すると
スローテンポなのは仕方ないのですが
そのスローの間にみせる演出が十分じゃない気がした

演出ってほんと大事で間をとるなら、その間に何を映して
どんなメッセージを与えるか
ここから伝わるものが少なかった印象です

後半の点と点が繋がっていく感じは
現代文学を映画にした作品でよくみられるものなので
中盤途中までのテンポ×演出が、特にそう感じたかな

とまぁ、久しぶりに現代の邦画作品を観ました~
長さなどは1本映画なのでサクサク観れてよいですね

おうち時間もっと鑑賞しまーす!

20201.06.15 ellymylove

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?