ウッドレジンテーブル制作 前半
お久しぶりです!!!!!
花粉とか低気圧とかが舞い込んできて段々と春の気配が感じます。最高。
今回はDIYの記事にしようと思います。
昨年から続くコロナの影響で、家にいる時間が増えた分、家の改造してる人も多そうな。
わいも1月に引っ越して色々と一新したので、ずっっっっっっと作ってみたかったウッドレジンテーブルに挑戦しました。
記事は前半と後半で分けようと思ってますが、前半、この記事では木を見つけるところから、レジンを流して型から外す工程までをご紹介します。
なるべく分かりやすいように・・ぜひ読んで頂いて、気になっていた方へのお手伝いになれれば幸いです。
ウッドレジンテーブル とは
個人的には3年前ぐらいから海外ユーザーのインスタグラム等で見かけることが多くて、めっちゃ綺麗なんだこれ木だー!!!やば!!!!と写真を見てワクワクしてました。見てるだけでは治らず、作ってみたい・・・と年々思い続けて、やっと作る機会ができたので、レッツトライ。
ちなみに名称は色々あるみたいで、「レジンテーブル」「リバーテーブル」「エポキシテーブル」などなど。
多分何かしらで皆さんもみたことはあるのではないのかなと思います。
参考までに色々載せてみます。「resintable」とかで検索するとたくさんヒットすると思います。
形も色も濃度も様々で、超簡単に言うと木を型にはめてエポキシ樹脂を流し込むだけなのです。
ただ、色々難しそうな材料が必要だったり、買うとなると大きさにもよりますが18万〜天井知らずでなかなかポチっとはしづらい価格・・。
好きな木や、形、色も自分で揃えた方が楽しいと思い、作ることにしました。
素人制作なので、作る際は色々他にも調べてみるとより分かりやすいです。
わいもほぼ全部見てみてから頭に叩き込んで、それでもどうなるか分からず・・だったので、他の方のDIY動画や記事を見ることをお勧めします!
作る際は自己責任でどうかよろしくお願いします;(
材料・道具
・好みの木
・木枠(エポキシ樹脂を流す際に液が煽れないようにするため)
・エポキシ樹脂(今回のメイン)
・使い捨ての容器(樹脂が入るサイズ)
・好みの顔料(透明のまま作りたい場合は不要)
・離型用テープ(木枠とエポキシ樹脂が剥がれやすいようにするためのテープ)
・計量器
・ヒートガンorガスバーナー
・インパクトドライバー
・スリムネジ
・水平器
・Fクランプ(アホだったので使いませんでした)
・ランダムサンダーor電動サンダー
・ペイントミキサー(エポキシ樹脂を混ぜるもの・パワープレイするなら割り箸とかでも)
・紙やすりペーパー(#120〜#800)
・水やすりペーパー(#1000〜#4000)
・ポリッシャー(まだこの段階まで作ってませんが、多分必要になりそう・・)
※元々持っていた物以外で新しく購入したものには購入先のリンクを貼ってます。参考までにどうぞ。
好みの木を見つける
今回材料を揃えるため、一番大変だったのは「好みの木」を見つけることでした。
「一枚板」や「変木」などで検索して、木材を販売しているサイトを見ても、なかなかマッチする木がなかったり、一枚板バキバキに高い・・・。
実家の近くには森があったのでそこから調達したいぐらいでした。
色々探してみて、良いなーと思ったのはこちらの会社。
信州・黒姫のとっこやさん
格安処分コーナーでも面白い形の木があって、毎日みてました。
だた、今回自分が作りたいイメージの木がなかったので、最後の手段、「ヤフオク」でめっちゃ検索。
と、思ったら、想像以上に面白い形や良い木があって、木をその辺で調達できない人はヤフオクおすすめです。
ただ、虫食いなどもあると思うで、しっかり概要欄を見てから決めるのが良いかなと。
そうして届いた木がこちら。
レジンテーブルで良く見るのは、一枚板の真ん中を切断して、両サイドにはめて真ん中にエポキシ樹脂を流す・・というものですが、まっすぐ綺麗に切る自信がなかったため、わいは木を真ん中に設置して両端にレジンを流す方法にしました。
形も好きだったし、何より大きさがベストマッチ。あと厚みがそんなに無いのもよかったです。
ちなみにヤフオクで即決3600円でした。
大きさが大体1100mm×380mm、他で探したら5万ぐらいする大きさだったのでここでかなりお金が浮きましたウッキー
この段階で木に穴が開いていたり、腐敗してそうな部分を整えます。
穴があったりするの分かりますか・・?
正しい木の整理の仕方は分かりませんが、この穴に木材用のパテを埋めていき、汚ない部分を棒やすりで整え、塗装しました。
木枠を作る
木をゲットし、整えたので、作りたいサイズの木枠を作ります。
木枠サイズを1110mm×500mm、高さを80mmにします。後々カットするので、少し大きめに。
ホームセンターに行ってラウン板(厚みが12mmぐらい)を購入しました。
木枠には特に決まりはないので、安めの適当な木材で大丈夫だと思います。
ちなみにラウン板は1800mm×900mmで1600円ぐらいでした。
ホームセンターで木枠を作るサイズにカットしてもらい、帰宅。
そして、木とエポキシ樹脂が接着する面に「離型用テープ」を隙間のないように貼ります。
これもう組み立てちゃってますすみません。
組み立てる前に各部位にテープを貼った方がやりやすいです。
工程的には、テープを貼る・組み立てる・組み立てたら外側から隙間のないようにテープを貼る。です・・・(外側からもテープを貼ったのは万が一樹脂が溢れて祭りにならないようにするため)
離型用テープを貼る理由は、樹脂を流し込んで、固まったあと、木枠を外すのですが、テープを貼ることによって剥がしやすくするためです。
樹脂は固まると強力な接着剤になるので、破壊しても剥がれません。
好みの木を木枠に入れる
購入した木の厚みが12mm、最終的な出来上がりの厚みを20mmにしたいので、先に樹脂を流し込んで5mmの層を作り、それが固まってから木を乗せることにします。
写真は撮ってなかった!!!!><すみません。
樹脂の工程は同じなので、2層目を作る時に説明します。
樹脂と混ぜる顔料はそれはもうたくさん種類があり、混ぜ方などもフロイドアートのようにできたり、ラメがある物だったり色々ですが、今回は真っ黒の真っ黒にしたかったので、5mmの黒い樹脂の層を作り、木を配置。
後々周りは整えるので、少し隙間があっても大丈夫かと思います。
樹脂を流し込む時に、木が浮いてきてしまうので、それを止めるためにFクランプが必要なのですが、色々長さが合わず、文鎮と樹脂が入っていた容器で押さえます。
エポキシ樹脂を注入
さて、今回のメイン、「エポキシ樹脂」を測っていきます!
今回購入したエポキシ樹脂は「超クリア注型用エポキシウッドレジン/R4.2kg+H1.9kg」
樹脂を大量に流すと気泡が出てきてしまうのですが、口コミ等みて、そんなに気泡が出ないとあったので、上記のサイトで購入。ただ、これだけでは足りず、結局追加で3kg購入したのですが。。。
こちらのエポキシ樹脂は主材2:硬化剤1の割合で混ぜます。
まず、作りたいサイズの体積を計算します・・・。出来上がりサイズが
1110mm(長さ)、500mm(幅)、20mm(高さ)
体積を求めてから何リットルのレジンが必要か計算してから買った方が無駄がないと思います。木の部分もありますが、そこは一回考えず・・。
110cm(長さ)×50cm(幅)×2cm(高さ)=11000㎤
立法cmをリットルに変換します。
11000÷1000=11
大体11ℓのエポキシ樹脂が必要ということになります。
木の部分は樹脂が入らないので、9~10ℓあれば足りるかな・・?エポキシ樹脂6.1kgと3.05kg買えば足りそうってイメージです。
最初に何もない層の樹脂を流し込んでからまる3日置きました。
固まるまでに最低でも48時間必要なので(暖かい場所や夏だともう少し早くなるみたい)固まったことを確認してから木を乗せます。
わいはここで、木にエポキシ樹脂を刷毛で塗りました。
塗った方が、樹脂を流し込んだ後に木から出る気泡を防ぐためです。まぁそんな考えず、塗ります。
少し乾かしてからエポキシ樹脂を注入します。
下の層に2kgすでに使ってしまいましたが、木をのせてから主材と硬化剤合わせて4kgのエポキシ樹脂を2:1で作ります。
二つを合わせると白い線?みたいな物が浮き出てきます。
これが無くなるまで混ぜまくります。泡立つまでしっかりと混ぜます。
しっかり混ぜないと、硬化剤がしっかり固まらないそうです。
しつこいぐらい混ぜましょう。
ペイントミキサーをインパクトにつけて混ぜます。
ヘラや、割り箸などでも大丈夫だと思います。
透明になりました。
黒の顔料を適当に入れます。真っ黒!!がよかったので少し多目に入れました。
またペイントミキサーで混ぜた後、ヘラで下からすくうように混ぜます。
そして木の上に水平器を乗せて、水平が取れていることが確認できてから、混ぜ合わせた樹脂を流し込みます。
4kg流し込んでも足りないかな・・・ですが、これが乾いてからさらに透明な樹脂を流し込む予定なので、これでよしとします。
元々、木も少し反っていたり、箇所で厚みが違っていたので、、
これで固まるまで、48時間待ちます。
流し込んでるところの写真がありませんが、使い捨ての容器は、100均の洗面ボウルを使いました。容器は絶対白か透明が良いと思います。
一回黒いバケツの中で作ったのですが、樹脂が混ざってるのかわからなかったので、見やすい容器をお勧めします。。
乾かす時に、ゴミなどが入るのが嫌だったので、流し込んだ後に、樹脂にくっつかないよう、上からゴミ袋を被せました。
たまに袋を開けて、気泡が入ってないか、大きなゴミがないか確認したり。
気泡ですが、泡立つまでミキサーで混ぜて、流し込んだ時、出ることがあります。
ですが、全く出なかったので、ガスバーナーで気泡を消すことはほぼなかったです。気泡ができた時は、その気泡にガスバーナーを当てると消えます。
2層目を流し込んでから3日ほど放置して、固まったことを確認できたら、透明なエポキシ樹脂を3kg作って流します。
良い感じ!^^
ここから完全に乾くまでまた放置。
冬場で気温も低かったため、日中はエアコンで25度を維持してました。
次は木枠を外すので、また3日間かけて固まるのを待ちます。
主材と硬化剤の量がしっかり2:1でないと硬化不良を起こすらしく、ドキドキでしたが、2日立つと大体固まってくれました。
1日だけだとまだ固まってない!って感覚で本当に固まるのか不安でしたが、しっかり時間をおけば大丈夫だと思います。
木枠から外す
3層順番に流し込んで一週間ぐらい経ちました。
表面も触ると硬い感じがして、固まったことが確認できたので、木枠から外していきます。
一層目を流し込んだ時、外からテープをしたものの、少し溢れていたようです。
ただ、ビニールシートには垂れていなかったので少ししたら止まったのかな?
ビスと外側に巻いたテープを外します。
木枠をハンマーで内側から叩き、3回ぐらい普通に叩いたらパコっと外れました。
もっと苦戦するから思いましたがテープの力・・・かなり簡単に外れます。
テープの跡がついてますが、最終的にカットするので問題なし!
無事20mm厚みになってくれました!
全部外して、とりあえず別の机に置きます。
想像していたよりもしっかりできて、感動しました。
黒の顔料も、ムラになっていないか心配でしたが、かなり真っ黒!!!ええ感じです。
今回は真っ黒ですが、今度は樹脂の透明さとか、色を活かした物も作りたいな〜と思います。
この後の作業としては、四方を丸鋸でカットし、全体にやすりがけです。
やすりがけが一番大変みたいなので、どうなることか・・・!
以上が前半のレジンテーブルの工程note でした。
いろいろ前後したりしてますが、、、自分が作っていく上でここは大切だな〜って思ったことを書いてます。
何かの参考になれれば幸いです・・・・!!!!
次回は、やすりがけ〜完成まで!
チャンエリー