2024.02.13この疲労はなんだろう
(春に/谷川俊太郎さん)より?
三連休(外泊)の疲労で、横になってた。
OTは行かず。ブラウンシチューは美味しくて。
「外泊の疲れ具合を見に行く」と言われてはいたけどな、と思いつ。
14時を過ぎ。15時をまわり。
今日はもう来ないかもね、と思っていたら、
来た。
回診
エリー「起きたほうがいい?」
主治医ちゃん「どちらでも」
録音しにくい気がしたから、起きた。
エリー「土曜の疲れと、『病院に帰るから無理しよう』の疲れと」
主治医ちゃん「その両方が」
エリー「(頷く) と、さっきボールペンなくした」
主治医ちゃん「えっ?」ベッド下とか覗いてくれたん。
「こういうものはねー、忘れた時に出てくる」激しく同意しますですよ。
『意識の外側』想定される所にはない。
「私の、居場所は、どこにも、ないので」
主治医ちゃん「でたよまた」
「二人暮らしの家と比べて、どう?こっちのほうが休める?」「んー… こっちのほうが気楽かなあ」「『他人』だからねえ」
「イベント終わって、わりかし溌剌としてたら、ストラテラいくかい?って思ったけど、」
「疲れてんなあ、って中で『食べれなくなる恐れがある薬』いく?」
エリー「疲れていてもいなくても、試さなくていい」「私なんて困ればいいやって」
「でたでた」
「前はさ、副作用が出るってわかってて『私だったらどうぞ実験してください』って言ってた」
「その辺の決定権を私に求めないでほしい」
「それでいったら、前『効果がない』って言ったエビリファイがいいのかも」
いろいろ薬を試した時期
副作用(不眠,過食,アカシジア等)で諦める中、唯一「変化を感じない」って理由でやめた薬
「副作用がなく波を鎮めるって意味では、これがいいのかな、と思ってる」
「あたしの治療方針、薬物療法するんなら」
うーん…
「試したくない?」
「試す試さないとかより『死にたい』『消えたい』『いなくなりたい』もういやだって思いが」主治医ちゃん「あー… じゃあ飲もうか」「えー… じゃあ飲みたくない」「じゃあなしでいこうか」
「ふーん、なんでもいい」「ふふふ」
「ストラテラを試すような感じには見えない。いろいろ考えてわーってなってるようには」
「いろいろ考えてないわけじゃないけど」
「いつかは読みたいなと思っている」
主治医ちゃん「読んでもいいとは思うけど、当たり前のように専門用語がバンバン出るタイプ」
主治医ちゃん「決めました。月曜日の様子を見て(何を飲むか/飲まないか)判断します。」
エリー「(主治医ちゃん)外来の日じゃないのにいるよね」
主治医ちゃん「外来の日じゃないからいるんだよ」「外来がないから、朝から動ける」
「(主治医ちゃん)はカメラアイですか?」
「なに『カメラアイ』って」「瞬間記憶能力」
「あー(納得したご様子) めちゃくちゃすごいものはない。物の位置が変わったくらいはわかる、ってだけ」
「そんなことを知ってどうするんだい」「や、別に。興味、関心」
「精神科医は多いかもしれないね。前との違い、雰囲気を見る」
「死にたい」「ふふふ」「言語化は自由だから」
「ゼミ先生にガツンと言われて」
「らしいね」
「大学で教鞭を取れる女性は往々にして癖がある」「愛のあるムチに棘がついてる」
エリー「攻撃されたとは思ってないけど」
「全くノーダメージ?」「ん?ダメージはあるけど「食らってるじゃない」それは私が至らないからで」
「『なにくそ』っていう反骨心を引っ張ろうとしたんだと思うけど、引っ張られてないでしょ」「引っ張られてないから、私はもう少し休んだほうがいいのかなって」
「エリーさんもともと思うタイプじゃないでしょ」「いや?思うはず」 自分でもわからん。
「病名がついてるほうが楽なこともある」
なかなか他の人わかってくんない。
(病気に)なったら、病名が救いになることもあるのよ。
なってない人からすると「なってないほうがいいに決まってんじゃん」て言われる。
「手放すかどうか」なんて意識しない。気づいたときにはすごい遠くにあるものだから。そのうち言わなくなる。
「言ってるうちはいいの。無理に捨てなくて」
その分さ、
病気が救いになってる人の気持ちがわかるでしょ。それはマイノリティとしてすごく大きな経験。
「私は、どこまでいってもマイノリティなんだなあって」「くそって」
「お、わいてきた?わいてきた?」「違う」
「私だけが悩んでる、と思う人たちがいて」「エリーさんはそういう人の気持ちがわかるタイプ」
「それを振りかざせってことじゃない」
「わかる人ほど近づいてこない」わかってるから近づいてこない。
「座って話ができるね」
「去り際にひとつ認めていくから嫌いだ」
「裏をかくねあなたは」
間に病院を挟めば、外泊はOKらしい。
エリー「この病院は緩いのか?」
主治医ちゃん「いやいやあたしが緩いだけ」
エリーさんの場合は
病院にこもって人との関係を絶つのが絶対に必要か、っていうと、そうではないと思う
「休みたいときに休める」場所であることが大事
NOと言いたいときはNOと言う
「死にたい」「言葉にすることが大事」