橘わっこさん

2018年からお付き合いさせていただいております、私の恋人。介助犬。
介助犬は、ペットより「格が上」らしい。


旅行のお土産をくれたり。
甲斐甲斐しく私の世話をしてくれたり。
未だに慣れないホテル内でのあれこれを手伝ってくれたり(バスタオル干す等)。

ホテルのバイキングでは、
場所を確保して、私が席につくのを見届け、それから料理を取りに行く。
私のを先にくれる。優しさでもあり時間短縮でもあるだろう。私食べるの遅いんでね。


この前「ホテルの朝食バイキングは飲みもの先がいい」「クロワッサンは毎回食べたい」と伝えたいので、これからはきっとその通りにしてくれる。
ありがたい。非常にありがたい。
足向けて寝られないくらい。ありがとう…


春からお付き合いが始まって、
「結婚する」って明確に決まったのは、
梅雨頃だったような気がする。
でもあれは「いわゆるプロポーズ」ではなかったと思うんだ。もう憶えてないけど。

奥(カフェオレ側)が私。

写真の日付曰く、7月24日。
それから5年後、2023年の7月下旬に結婚指輪が完成する。
オーダーメイドなので「完成予定」である。


楽しみでいていいのか、わからない。
私に「楽しみなこと」があっていいのか、心配になる。
楽しみなんて、本来はあっちゃだめなんだ。



「他人と一緒に暮らす」ということ


自分たちの意志で、一緒に暮らすことを決めるということ。

産まれた家での生活は、なかなか自分の意志で人数を調整することはできないけど。

結婚生活とは、「一緒に暮らしたい」相手を自らの意思で決めること。
結婚の醍醐味です。…ちょっと違うかも。


「わっこさんは私と結婚したい」と言っています。

わっこさんは、5年前から、そうなんだよ。


私は大学の心理士さんのカウンセリング中に
「わっこさんは『私と結婚したい』と言いますね」と言ったことがある。
「エリーさんの思いは?」と言われたなあ。
そういう言葉を返すのが正解だと思うし、やっぱりそう返すよなあ。


「相手が望むことはできる限り叶えたいと思っている。そこに私の意思は必要あるのか?(必要ないだろう?)」と思っている。

私もわっこさんのこと好きだよ。それは間違いない。とても大切な存在だ。手を離してはいけない、後悔する。

好きだからこそ、大切だからこそ、
「結婚する」という形で相手を縛りたくないんだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?