おでんのこと

カラーセラピストのエリーです。

このところ、食欲がなくてほとんど食べていなかったのですが、
今日は食材も買いに行ってお腹いっぱい食べてしまいました。
久しぶりにたくさん食べたので、後でちょっと後悔しつつも、
食後に月餅饅頭なぞほおばっていました。

この冬はじめてのおでんだったですが、私はおでんには絶対に、卵を入れたくない派です（笑）
それは、卵が崩れて汁が濁るのがいやなんです。あとは、半熟卵が好きなので、黄身が固くなるのも悲しいからです。

そういいながらも、今日は少し入れてみました。
というのは、以前友人のお店を緊急で手伝ったときに、おでんを仕込んだのですが、ゆで卵も入れていて、思っていたほどイヤじゃなかったからです。とはいっても、固いのであんまり食べませんでしたけれど＾＾

それでも、おでんの中の卵が大好きだと言って13個も食べた若者を思い出し（おでんは食べ放題だったので）、なんだか楽しい思い出につられて入れてみようと思った次第です。

結局、今夜は卵を食べなかったので、明日に持ち越しです。
がんばって消費します♪

さて「おでん」というと、小さい頃はよく父が作ってくれました。
父は平日と土曜日は仕事で、たいてい遅い帰宅だったので、休みの日に限りなのですが、私のために、よくおでんを作ってくれました。

私は小さい頃は、あまり食欲のない子供で、両親は心配していたようです。
それが、父の作った おでんに関しては大人顔負けの量をペロリと平らげてしまう。大人の３倍くらいは軽くイケた記憶があります。

休日しかゆっくり会えない娘が、自分の作ったおでんだけは、大量に食べて「おいしい！おいしい！」と喜ぶのですから、すごく嬉しかったみたいです。なんて親孝行な小さい私♪（笑）

しかも、母が作るおでんよりたくさん食べるのですから、親類などが集まる時には自慢話になってました（笑）
母のおでんも美味しくて大好きでしたが、父のおでんは前日からじっくり作り上げる上に、なんといっても「こだわりの男の料理？」なので、牛スジやゲソとか入っているものだから、そりゃ美味しいはずですよね。

そして、私は「おでんには赤棒！」が必須だったので、かなり贅沢な中身だったと思います。母はたまったものじゃなかったようですが、たまのこと。
いつもはあまり食べない私が喜ぶので黙っていました。

でもね。たいてい大人３人前くらい食べたところで、ストップされちゃいました。実は胃腸の弱い子供でもあったので。
それでも休日の父のおでんは、物心ついたころから私の一番好きな夕飯でした。父も含めて家族４人の団欒も嬉しかったのかもしれませんね＾＾

そんな訳で、私のおでん好きは大人になっても変わりません。
一人だとセットで買ってきてしまうので、父や母の作った味には到底及びませんが、温かい湯気を見ているととても懐かしい気持ちになります。

おでんは土鍋で作るもの、とも思っていましたが、今日は大根も少しだったので普通のお鍋で煮込みました。やっぱり土鍋の方が美味しいような気がします。

我が家はずっと 関東煮と呼ばれるもので澄んだ「つゆ」になります。
味噌おでんを作るときは醤油などの味付けはしないで、下味だけでおでんを煮て、その上に温めて溶いた味噌（八丁味噌にみりん砂糖などで味付けする愛知県独特の味噌、味噌カツなどもこれ）をつけて食べていました。

しかし、、、同じ愛知県ながらのカルチャーショックが、、、
名古屋では主に、醤油なども入れた私曰く「完成されたおでん」に味噌をつけるのを知って、愕然としました。
いやいや、普通、しっかり味付けしたおでんに味噌つけないでしょ！
味噌おでんは下味で煮るだけでしょ！と思いましたけど、どうやら家庭によって作り方はマチマチのようですね＾＾；

ま、そんなこんなで、お粥で過ごした昨日までとは打って変わって、ホカホカの白米と美味しい（ことにしておこう）おでんで、あたたまったのでした。しあわせです～＾＾

当たり前のように残っているので、明日もおでんです。
懐かしい幸せな団欒を思い出しながらのひとときでした。

先日から眩暈がするので、PCやスマホの時間を短縮することにしました。
暗いところでスマホ画面を見ながら寝ていたのも原因かもしれないので、しばらくは自重しようと思います。皆さまもお気をつけてくださいね＾＾

そして、きっと真夜中におでんをつまんでしまうであろう ELLYでした☆