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あけまして、お誕生日です。

2021年、あけましておめでとうございます。
1月3日が誕生日ですので、年末年始が来ると「歳を重ねるなぁ」と感じるのですが、今年はその感覚がいつもより薄いような気がします。

去年を振り返るのを年末にしなかったのですが、よくよく思い返すととってもいろんなことがあったので記録を残しておこうと思います。

トップのお写真は、塩尻にアーティスト・イン・レジデンスで滞在していた写真家・鈴木竜一郎に「私の好きな景色」ということで撮ってもらったシリーズの1枚です。

2020年は塩尻に根を伸ばし始めた年でした。

2019年5月に移住してきて、半年ちょっとが経過したタイミング。2019年が前職を辞め、大阪を離れて「区切りと再スタートの年」だったとするならば、その着地した種が根を伸ばし始めた。さらに年末には芽も出始めた。そんな一年でした。

私として生きるための土壌「スナバ」

まずは「シビックイノベーション拠点スナバ」の運営チームにも入れてもらい、心のマイホームが塩尻にできたこと。スナバの運営チームは本当に不思議な組織で、上も下もなんもない。よくあれだけ自由で、スナバを運営できているなぁと思います。よく視察で「スナバを作るにはどうしたらいいですか」と言われますが、本当によくわかりません。(そもそも塩尻にスナバが必要だと思う人がいたからできたわけで、その土地に必要なものはスナバだとは限らないのだけど/少なくともコーヒーが有料か無料かという話ではない)

スナバスタッフ集合写真-30

(仲良すぎな運営チーム/この写真、ひさやさんおらんやん)

スナバに来て「心理的安全性」をゲットできたことは、私の生き方を大きく変えました。しんどいことはしんどいと言い、やりたいことをやりたいと言う。そんなことすらできなかった私が、私として生きていくための、良い土壌を掴み取った気持ちです。スナバの運営チームに入れてもらえたことは、本当に本当にラッキーでした。

対話することでアップデートする「コトトバ」

2020年はコロナ禍で、答えのない状況の中でみんながどうしたらいいんやとグルグルとしていたと思います。もちろん私もその中の1人で。

そんな中、コトトの瀧内さんにアシスタントとして誘われてスタートしたのが、打ち合わせなし、結論なしで対話する企画「コトトバ」。コロナの中で、答えはわからなくても対話をすることが大切だと始まった企画でしたが、今はコロナの枠を超えて「対話をすることの大切さ」として引き続き継続しています。土日祝の朝、週に一回、ステキな人たちと1時間対話する。4月29日からスタートして、33回(+おかわり1回)お話をしてきました。

コトトバで得たものは「脳みそ・こころのアップデート」と「行くアテの量産」でした。元々「社会ってなんだっけ、美味しいの?」というレベルの自分から2,3人向こう側までの人しか考えていなかった私が、世に興味を持ったのは間違いなくコトトバの影響。環境はもちろん、地域や、仕事や、なんとも文字にするとあまりにも普通になってしまうのだけど、誠実にそこに向かって考え、動いている(すごく特別に、というよりは日常のレベルに昇華している)人たちと話すと、キューンとなって、ギュギュギュとなって、脳みそから身体の細胞が変化していったようなそんな気持ちです(うん、わからん)。

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(佐久穂のmikko。塚原さんはなんだかチマチマ一番絡んでいる気がする)

また長野、その周辺、時折すこし遠く。行きたい場所、会いたい人がてんこ盛りになりました。私は出不精で、旅行も計画できないどころか、お休みの予定すら建てられないタイプ。そんな私がコトトバで話した人たちに会いに、佐久穂や辰野、長野市に自分で運転をして足を伸ばしました。できる人にとっては当たり前かもしれないのだけど、私にとっては大いなる変化で。ちょっと時間が取れるようになったので、これからは月に1回、ちゃんとお出かけを計画しようかな。

ついに始めた自主事業「塩尻大門マルシェ」

2020年、なにより大きい出来事はこれに尽きます。「塩尻大門マルシェ」をスタートしたこと。10月11日に1回だけで終わらせるつもりで始めたのですが、あれよあれよと、毎月開催になり、運営団体まで立ち上げることに。

2020.12.20_集合01

(出店者さんも3回目には17店舗に…ありがたい……)

自分で事業を立ち上げると、こんなに世界観が変わるもんなんですね…。マルシェは単体ではほぼ利益があがらないのですが、事業として他の仕掛けもしていくつもりです。2021年は、マルシェを通して挑戦をしていきます。

なんかマルシェについては、書き始めると終わらなさそうなので、また別枠で…。(書くのか?)

その他のこと

ハマりにハマったのは「コテンラジオ」。私とよく会話する人たちは知っているだろうけど、最近の頻出ワードは「コテンラジオがよくてね」。いや、めっちゃいいんです。私にジャストミートだったんです。横に広がっていたものごとの認知が、歴史を知ることで縦にも広がって、広大な時間の軸のなかで、些細なことが全く気にならなくなりました。自分の中では器がとっても大きくなったように思う(周りがどう思ってるかは知らんけど)

あとはリポーターとしてお仕事した「オンライン漆器祭」も忘れがたい。最初は「漆器ってお椀でしょ…お椀だけでそんな喋れるはずがない…」とチーン状態だった私が、1万円オーバーの漆器を注文するまでに。なんだろうね、人を知ってお買い物するって、いいよね。

漆器祭

2021年どうしよっか?

スナバの土壌の中で、私もよい耕しと栄養になれるように。
コトトバで対話することで、新しい世界を広げていけるように。
大門マルシェで、世の中と向き合っていけるように。
それに、きっと新しく起こる+αで、もう私は手一杯だと思います。

スゴイことやらなきゃ!!!と意気込んでいたアラウンド30。本日お誕生日を迎え、ついに四捨五入するとアラウンド40になりました。なんだか、スゴイことは、きちんと日常の中に昇華して、日々をしっかりと生きていきたいです。

ちなみに、2020年末にお付き合いしていた方ともお別れしたので、2021年新しい出会いもお待ちしております◎(切実/友だちからお願いします)

リビセン

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