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正官はチェンソーマンの「デンジ」-通変星のイメージキャラ

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四柱推命の占いでは、人それぞれに現れる"星"の関係を見ながら、その方の性質を読み解きます。

人の行動や思考のパターンを

比肩/劫財/食神/傷官/偏財/正財/偏官/正官/偏印/印綬

の10種類に分けて捉えております。
ここでは、10種類それぞれに対する私のイメージを漫画や映画などのキャラクターで書いていこうと思っております。

セルフ鑑定をされる方は、
「中心星」と呼ばれる通変星を見るのがおすすめかな、と思います。
中心星は、パブリックな場所で出やすい性格と言われております。

さまざまなサイト様でご自身の命式を調べることができますので、命式が分かりましたら、中心星の場所を↓でチェックしてみてください。

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占い師さんに相談するまででもないけど、
ちょっとだけ占いの知識を使って、

・考えていることが良く分からない大切な人
・苦手だけど、上手く付き合っていかないといけない人
・意外に分からない自分自身

など、誰かをなんとなくゆるい目線で理解して、そこそこ付き合っていくヒントにお役立てください。
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通変星のイメージキャラクターについて

私が一番とらえやすかった「正官」からスタートします。

【正官のキーワード】

・ルールを守る
・責任感が強い
・プライドが高い
・仕事きっちりで真面目
・社会貢献
・自己犠牲
・作戦を考える

正官のイメージって「王様の無茶振りに応える人」

そんな正官をキャラクターで例えるなら、チェンソーマンの「デンジ」!


優等生ではない正官のキャラを探していて、ふと思い当たりました。

エリートっぽい印象の正官ですが、真逆に、デンジの魅力は学の無さ。
(そうは言っても、一応デンジも国家公務員(?)ですけど…)

チェンソーマンの第1話は、デンジが多額の借金を返すために、腎臓や目を売ったり、危険なデビルハンターの仕事をして暮らしている様子からはじまります。

こうすれば借金が返せる!と色々と方法を考えるんですが、けどそれって自分が幸せになる方法ではないんですよね。

借金を返す、というのは、デンジが決めたわけじゃないのに、愚直に守るんですよ。

ヒロインのマキマさんという上司に雇われてからも、基本的にはマキマさんの願いを叶えるために、デビルハンターとして働きます。
どう闘うかということに関しては、色んなアイディアを出して物凄く仕事するけど、そもそもデビルハンターとして働く信念や目標はないんです。

じゃあ、全く持っての無法者かと言われれば、そんなこともない。
ちゃんと世の中で良いとされる行い(人命救助とか)は当たり前にします。
ここも読んでて不思議で、
ひどい過去を持っていても腐ってなくて、
誰に教えられなくとも、人の凛とした正しさとか品格を持って生まれて、そう振る舞える。

自分を保てる、つまり自尊心が高い、
じゃないと、ちょっとやそっとで自分が崩れたら、わがままな上司の願いを叶える前に、自分のために逃げ出しちゃいますよね。

本人は主体性をあまり持たないほうだから、
お腹いっぱい食べればいいや~みたいに自分の幸せに無頓着。
自分の利益のために行動するタイプじゃないんです。
トリッキーではありますが、主人公だけあって、正面突破ですしね、正々堂々と。

で、漫画の後半にもあるように、責任感のキャパを超えちゃうと、やられちゃう。

もう一度立ち上がった正官が自分で自分の人生を歩むとき、デンジはどんな最終回を迎えるのか。

正官をお持ちの方は、デンジと重なる部分があるかも⁇

自由なようで自由でない、
自分でもあんまり気づいていない、
最高にかっこいいデンジをどう思われますか?


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