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カナダ留学生のつぶやき 〜どの専攻を選ぶ?

 カナダ、トロントは日中20℃を超えるようになってきました。あちこちでパティオ(日本でいうとテラス席)が出され、みんな日光浴を楽しみながら外食をしている様子をよく目にします。フランス人もそうですが、みんな太陽大好きだな〜〜。個人的には日焼け自体は気にしませんが、体力消耗が激しいので、あまりパティオ席は好みません(笑)

 さて、今回はカナダ留学にあたり、どのプログラムを選ぶかという話題です。私はホテルやレストランでのキャリアを目指して、ホスピタリティプログラムを選択しました。

 留学すると、「なぜそのプログラムを選んだのか」とホストファミリーや友だちから頻繁に聞かれます。個人的には留学前、全く異なる業界で仕事をしていたこともあり、なおさら「なんで?」とよく聞かれました。

 もちろん、自分のバックグランド・相性も検討する必要がありますが、結論から言うと、専攻選びには卒業後のキャリアイメージと下調べ・業界の予測が大事だと思っています。

 卒業後のキャリアイメージ。卒業後、現地就職をして永住権を目指しながらその業界でキャリアアップをしていくのか。いずれ日本に帰って日本でキャリアアップを目指すのか。私の場合は、海外で長年生活することは生活スタイル的に無理だとわかっていたので、後者でした。

 では、日本に帰ってから、実際に同じ業界で仕事を探すにあたって仕事が見つけやすい、つまり業界自体が日本にとって重要であり、ジョブマーケットが大きい、英語が話せることが大きなアドバンテージになるのは?というように絞り込みをしていきました。

 逆にカナダで永住権を目指しながら現地で就職・仕事をするためには、どの専攻が強いでしょうか。移民にオープンなカナダ、という印象が強いですが、現地就職は狭き門です。同じ給料を払うのであれば、英語コミュニケーションに一切の問題もなく、その土地に慣れた人間(=カナダ人)を優先的に採用しようという考えは当然のことかと思います。(差別的な意味は全くないです。)では、考えるべきはどの分野ならカナダ人との競争率が低い、あるいはカナダ人に絶対に勝てるのか、といったところでしょうか。

 マーケティング、ビジネスなどはカナダ人に人気の専攻かと思いますし、実際に通ったカレッジでも現地の学生の比率は高かったです。IT系は留学生も多く、実際にルームメイトや数人のお友だち(留学生)もこのプログラムを取っていましたが、Co-opの就労先や卒業後の仕事を見つけるのが難しく、みんな苦戦しているようです。(ただ、IT系でCo-op先を見つけるのが難しいのは職務内容と雇用期間・雇用継続性が関係しています。Co-opの話はまた後日・・・。)

 また、永住権(PR)を取るために大きなアドバンテージになる専攻もあります。特定の業界労働者は永住権を取るためのポイントを他よりも多く稼ぐことができるようです。(永住権を目指していないので、そこまで詳しくありません(汗))ちなみに、ホスピタリティはこのくくりではありません。(笑)ポイントゼロ!わーん!(泣)

 ええと、つまり、時間、莫大なお金と努力を注ぎ込む留学に際して、専攻をポーン!と気軽に決めるのは難しい、と思います。少なくともスーパー慎重派、ローリスクを好む私は、考えることがたくさんありました。

 また、カレッジを卒業してトロントに移り住んだ今、自分の過去の選択が正しかったかどうか、まだ分かりません。ぶっちゃけめっちゃ不安です。もはやoverthinkingが趣味なんか?ってくらいの不安症なので、卒業したからこそ逆に毎日が怖い。でも、自分を信じてやり抜くしかない。なんのためにここに来たのか?今の自分は何をやらなければならないか?自問自答の日々です。


 話が逸れ始めました。今日のまとめ(つぶやき):

将来どんな自分でありたいか?
いろんな視点から社会を見て、専攻を決めることをオススメします。

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