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昔のポイ活ブルーチップ

今はポイ活が流行っていますね。というよりも、カードを作ったり会員になったりして何かを買えば、必ずポイントがたまるような仕組みになっています。そしてこのポイントは意外と貯まりやすくて、500円ぐらいならすぐ貯まるのではないでしょうか。

昔はブルーチップというものがありました。小さなノートみたいな台紙に、お店でもらった小さなシールを貼っていくと、枚数によっていろいろな商品がもらえます。私と母はこれが好きでせっせと貼っていました。山崎の白いお皿みたいなものです。白いお皿も何枚ももらいました。

このブルーチップでもらった商品の中で覚えているものがあります。大正琴、ギター、玉のれんです。どれも何枚も貼らなくてはならず、規定枚数になったときは達成感がありました。

大正琴は昔懐かしい簡単な楽器です。誰でもすぐ弾けるので私もしばらくは楽しんでいましたが、音域が狭いので物足りなくなってしまい、いつしかどこかへ。でもお年寄りの趣味にはピッタリな気がします。

ギターは兄が弾いていましたが、いつのまにか弾かなくなっていました。ある程度までは弾けたとは思うのですが。ギターはかっこいいというイメージがあるようですが、私はそう思ったことは全然ありません。多分兄の姿を見ているからです。

もらって失敗だったなと思うのは玉のれんです。なぜ玉のれんにしたのか覚えていないのですが、流行っていたのかもしれません。そうでなければカタログには載らないでしょうから。枚数が丁度良かったということもありますね。写真で見るだけではわからなかったのですが、これをさげたら音はうるさいし、頭に当たると結構痛かったです。家族に不評だったのですぐに外しました。

何かをもらえるのはもちろんうれしいのですが、この貯めるという行為そのものが楽しいのでしょう。人の気持ちは昔も今も変わらないですね。



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