Affinity Designerのボリュームライセンスを買ってみた(その1)

Affinity Designer信者なんですよ。

あまり使いこなしてないですが、Affinity Publisherも、日本語ガイドが出てくる前から使っています。

あまりにコスパが良すぎるので「突然会社潰れたりしないか?」という不安はあるのですが、まぁ広めていくことでサポートするしかありません。

上の世代の研究者はillustratorを使っておられる方が多いように思いますが、adobeがイラレ単体ライセンスの販売をやめてしまった今、illustratorだけのためにadobe creative cloud契約するのはいくらなんでも高すぎると思うので、これからはアカデミアにもAffinity旋風が吹くのではないでしょうか。

筆者は個人でライセンスを買ってAffinityを使用していましたが、「研究室にAffinityを導入しよう!」と決意いたしまして、このたびボリュームライセンスを購入してみました。

購入の際にあまりにも情報がなくてびびったので一部始終を書いておきます。なお、ボリュームライセンス購入の流れは今後どんどん変わっていくだろうな…と感じたのであくまで参考にしてください。

教育機関向けライセンスを問い合わせ

Affinityは実は個人向けだけでなく教育機関向けライセンスビジネス向けライセンスも販売しています。今回はこの教育機関向けライセンスのところの問い合わせフォームから問い合わせてみました。

軽い気持ちで、日本語で短いメッセージを書いて送ったんですよ。

Affinity愛用しています。大学の研究室で、個人のPCにインストール可能なAffinity designerのライセンス価格を知りたいです。宜しくお願い致します。

そしたら1日たたないうちにがっつり英語でメールが返ってきました。よく理解してくれたな。機械翻訳でもしているのかしら。

ボリュームライセンスのしくみ

10ライセンスの見積もりを頂きましたが、教育機関向けということで、普通に買うよりも少しお得な価格になっていました。ちなみに、5ライセンスから、ボリュームディスカウントがあるそうです。ふとっぱらですね。

届いたメールでボリュームライセンスの仕組みを説明してもらえました。年間ライセンスと、買い切りライセンスの2種類があり、

年間ライセンス :メジャーアップデートあり。

買い切りライセンス :現在のバージョン(マイナーアップデートのみ)

になるとのことでした。1年間しか使わないなら年間ライセンスの方が安い感じでした。また、ライセンスの数え方として「ユーザー」と「デバイス」の2種類あり、

ユーザー:1人が個人で使用するデバイスになら1ライセンスで何台でもインストール可

デバイス:1ライセンス1台しかインストールできないが、そのデバイスは複数人で使用可

とのことです。これは、たとえば10個ライセンスを購入した場合、ユーザー8人とデバイス2台、のように割り振ることができます。なお、500台以上の大口契約ではまた違う種類のライセンスがあるそうです。

さあ購入だ

見積もりをもらったあとは、メールを送ることで購入手続きを進めることができます。

支払い方法はクレカ, PayPal, bank transfer 等あるそうですが、日本からならまぁクレカかなと思います。製品を先に受け取って、支払いを最大90日間待ってもらうこともできるそうです。クレカ支払いでお願いしますとしたところ、支払いページへ行くメールが別途届きました。(まだ支払ってないんでここは「その2」に書きます。)

また、「ライセンスの情報をどのemailに送ったらいいか」と聞かれるので、メールアドレスを指定すると、Affinityからそのemailに3通メールが届きます。1通にはプロダクトキーが書かれていて、1通はライセンス購入の確認メール、そしてもう1通は「Reset your password」。つまり、指定したメールアドレスで先方がAffinityのアカウントを作成してくれるので、そのパスワードを設定せよ、というメールです。

パスワードを設定し、ログインすると、ソフトのダウンロードができるほか、購入済みのプロダクトキーを確認することができるので、emailをなくしてしまっても大丈夫です。

そして本丸が色々届いた

支払いのためのメールやら、Reset your passwordやら、色々なものがとどいたあとに、 Deployment guide(説明書)、Licence agreement document (契約書らしきもの)、Affinity.defaults(重要なファイル)がメールで届きました。これで合計5通メールが来たことになりますね。

色々と説明不足な感は否めず、びっくり連続ではあるのですが(笑)、次回「その2」では実際にインストールをやってみたいと思います。うまくいくのでしょうか、ご期待ください。

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