ルービックキューブについての雑談
もう15年くらいルービックキューブをやっている。単発のベストタイムは11秒97で、これはスピードキューブを知らない方にとってはものすごいタイムのように思われるかも知れないけど、世界記録は「3秒台」なので、全然、大したことはない。
今回は、そんなおっさんキューバーのルービックキューブについての雑談。とくにまとまりを考えることなく、思いついたことを語っていきたい。
ルービックキューブには様々な種類があるけれど、公式大会で競技が行われているのは、上の画像にある2×2×2から7×7×7まで。
ただもっと巨大なルービックキューブも市販されていて、自分が知る限り、日本で購入できる最大のものは21×21×21。
お値段、17万5千円なり〜w
私でも、こんな凄いのは買う気にならない。一度だけなら笑いが取れるだろうけど、そのために払う金額にしては高過ぎるw
ルービックキューブの列が増える度に解くのが難しくなるように思えるかも知れないけど、実は5×5×5まで解ければ、あとはその応用で解くことができる。
ただし、列が増えるたびに手間も増えるから時間はかかっちゃうけどね。回すのも難しくなるし。
小さい方に目を向けて、2×2×2だが、これもそんなに簡単に解けるわけじゃない。
見てみると分かるだろうけど、こいつは要するに3×3×3の真ん中の列を省いたような構造になっている。
で、3×3×3は真ん中の列より、どちらかと言うと端の列を揃えるほうが難しいのだ。
もちろん2×2×2の方が、偶発的に揃っちゃうことは多いけどね。
画像左側が15年ほど前に買った競技用キューブで、右側が最新式の競技用キューブ。
重さは
103グラムと
65グラムと大きな差がある。
当然、軽い方が扱いやすい。
内部構造にも大きな違いがあり、以前のキューブは分解しやすかったが、現在のものはそんな簡単に分解したりしない。
またキューブに磁石が埋め込まれていて、回している途中で止まらないようにアシストする機能などもある。
当然、お値段も高くなっていて、15年前のものは確か2625円だったが(消費税5%の時代だったからね)、現在のものは8100円する。
実はルービックキューブ製造でトップを行く国は中国で、日本は全く追いついていけない状態であり、私の8100円のキューブももちろん中国製。
日本人としてはちょっと寂しいけど、現状、いいタイムを出そうと思ったら、中国製を使うのは仕方ない。
覚えている方もいらっしゃるかも知れないけど、2007年に日本人がルービックキューブの世界大会、3×3×3の部門で優勝した。
そのとき優勝したN君はちょっとテレビにも出演して、アナウンサーの方に「1日、どれくらい練習しているの?」と質問され、「5時間です」と答え、「え、勉強は?」と驚かれていた。
N君は後に自身のブログで「芸を極めるということは大変なんだ。それにサッカーのプロを目指す選手たちはそれくらい練習しているじゃないか!」と開き直っていたが、、、
おっさんの私から言わせてもらえば「ルービックキューブなんか、1日に5時間も練習しちゃいけません」。
当たり前の話だけど、ルービックキューブとサッカーじゃ、競技人口に文字通り桁違いの差があるし、稼げる収入も桁違い。
これから大人気になることもないだろうし、金が稼ぎたいならルービックキューブなんかじゃなくeスポーツでも練習した方がいいに決まっている。
とまあ、ルービックキューブについての雑談をして参りましたが、この辺で筆を置くとしますか。
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