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Elith AI Radio#2 🌟Google I/O・LINEヤフー・Stockmarkが日本のAI市場を革新する🇯🇵

第2回まとめ

株式会社Elithが主催する、AIの最新動向についてラフに語るラジオです🎧
「AIでこれから世の中はどう変わるのか?」「自分たちはAIをどのように活用していくべきか?」など、様々な角度から最新トピックに着目します!
皆さんからの質問にも回答しながら、楽しくAIトレンドを解き明かします。Podcastで配信中!💿



Elith AIR第2回目です!🎧今週は、先日開催されたGoogle I/Oで発表された最新動向や、日本語特化のLLMについてトークしています💬いただいた質問についても楽しくトークしました。ぜひお聴きください!


Google I/O開催

Google I/Oは、Googleが毎年開催する開発者向けのカンファレンスです。2024年のGoogle I/Oでは、特に注目を集めた3つの技術とを取り上げました:

動画生成AI「VIO」
テキスト入力から自動で高品質な動画を作成し、クリエイター向けの編集ツールやエフェクト機能が充実している。AIによる自動編集機能も強化され、迅速かつプロフェッショナルな動画コンテンツの制作が可能。

LLMサービス「Gemini 1.5 Pro」
高精度な自然言語理解を実現し、複雑な質問やタスクに対応。また、テキスト、画像、音声などのマルチモーダル能力を持ち、企業の特定のニーズに合わせたカスタマイズが可能。

LLMサービス「Flash」
高速な応答時間を実現し、大量のリクエストにも迅速に対応。チャットボットやリアルタイム翻訳などの即時応答が求められるアプリケーションに最適である。さらに、コスト効率も考慮された価格設定で、幅広い企業に利用しやすい。

いずれも先進的な技術であり、各分野において大きなインパクトをもたらす可能性があります。動画生成AI「VIO」はクリエイティブ分野に革命をもたらし、LLMサービスの「Gemini 1.5 Pro」と「Flash」は、ビジネスや開発者が新たなレベルの効率と機能性を達成するための強力なツールとなるでしょう。


LINEヤフー clip-Japanese-base公開

日本語に特化した「CLIP Japanese」を公開しました。CLIPは、テキストと画像を同じ空間に埋め込む技術で、似ているベクトルを検索することができます。これにより、日本語のデータでの性能が向上すると期待されています。主な特徴を取り上げました。

高精度な翻訳と要約
日本語の文章を他の言語に翻訳したり、長文の要約を高精度に行える

チャットボットの向上
LINEのチャットボットがより自然で流暢な日本語を理解し、応答する能力が向上

業務効率の改善
企業が顧客サポートやデータ解析に「CLIP Japanese」を活用することで、業務の効率化が図れる

日本語特化のLLMの開発は、日本市場にとって非常に重要です。これにより、日本の企業や開発者は、言語の壁を超えてより高度なアプリケーションを開発できるようになります。LINEヤフーの「CLIP Japanese」は、特に日本語の自然言語処理技術の向上に寄与し、多くの分野で活用されることが期待されます!


Stockmark LLM発表

Stockmarkが100ビリオンパラメータの新しいLLMを発表しました。ファルシネーション(幻影)の抑制が強化され、正確な回答を提供することができるようになっています。学習に使用されたトークン数は1兆で、ビジネス情報サービスで得られたデータを利用しています。主な特徴を取り上げています。

業界特化の学習
特定の業界や分野に特化したデータセットを用いてトレーニングされており、業界ごとの専門知識を持つAIを提供する。

高い精度とパフォーマンス
高精度な解析と予測能力を持ち、企業の業務効率化やデータ分析に役立つ。

カスタマイズ可能
企業のニーズに合わせてカスタマイズ可能なモデルを提供し、特定の業務プロセスに最適化が可能。

今回の新しいLLMは、特定の業界に特化したモデルという点で非常にユニークです。これにより、企業は自社のニーズに最適化されたAIを導入することができ、業務効率の大幅な向上が期待されます。特に、カスタマイズ可能な点は多くの企業にとって魅力的であり、今後のビジネスAIの発展において重要な役割を果たすでしょう。


質問コーナー

エンジニアあるある
リスナーからの質問に答えるコーナーでは、エンジニアあるあるとして「夜行性」「シールをたくさん貼る」「VimとEmacsの争い」「Gitのコマンドの違い」などが話題になりました!
また、「解決できないエラーをランタイム再起動で解決しようとする」という共感できるエピソードも紹介されました。

AIエンジニアになるための勉強
AIエンジニアになるための勉強については、まずは先継回帰やロジスティック回帰の実装から始めると良いというアドバイスがありました。さらに、Kaggleの練習用コンペに参加して実装経験を積むことも勉強になります!


今後も、Elith AI Radioでは今注目されているAI動向を追っていきます。 通勤通学中、作業中に気楽にお聞きください!また、リスナーさんからの質問にもお答えしているので、ぜひお便りお寄せください📩

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■株式会社ElithElithは、AIに関わるあらゆる課題を解決するテックカンパニーです。社名:株式会社Elith代表者:代表取締役 若林怜帆人、ファウンダー&CTO 井上顧基本社所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-3-13-601事業内容:AIに関する研究、開発、設計、企画、教育、販売、保守、コンサルティング業務


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