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記憶の断片~1990年代

X(ツイッター)でおもしろいのがあった。

1990年代のだめ連黎明期をTVが取り扱ったもの。
神長さんもペペさんも若いなー

この頃のボクは人生の方向性が定まらずに霧の中を手探り手探りで生きていた。
当時はグレーな領域に片足を突っ込んでいたのでまともな思い出が少ない。

若い頃っていろいろなことにチャレンジしたくなるし、それだけエネルギーがあるけど、おかしな方向へもはみ出し易い…

オウム事件や酒鬼薔薇事件、不動産の総量規制やバブル崩壊による株価暴落、フリーターなんて言葉が出てきたのもこの頃だ。

余談だが、「フリーター」ってワードでいつも頭に浮かぶのが羽賀研二。
なぜと聞かれても、そうなんだから仕方がない。

おそらくその原因だろうなと思うのは、1990年代に入る少し前に出た『フリーター』っていう映画の印象かも。

羽賀研二をはじめとして当時売り出し中の若いタレントたちが、(劇中での役柄で)就職せずアルバイトで世の中を渡っていくというストーリー。
キャッチフレーズは『社会を自由形で泳ぐ奴ら』

舐めとんのか!

いや、コレね、まるでフリーターが世の中の最先端みたいな扱いになってるけど、ちゃうから。
人件費を削りたい企業とそれに追従して旗振ったマスコミに、アホな若者が踊らされてただけやで。

実際、当時のTVや雑誌が吹く笛で踊ったフリーター連中は不況の荒波に溺れ死んだやないか。
社会を自由形で泳ぐんやなかったんかい。

モーニング娘とか小室ファミリーの薄っぺらい歌が流れて、アムラーとかいう下品な女たちが援助交際で稼いどったのもこの頃やな。

バブルの余韻と世の中の頭打ち感がごちゃ混ぜになったカオスな時代、それがボクの1990年代の印象やわ。

それなりにオイシイ思いもさしてもろたけど、冷や汗も相当かいた。
そこら辺のおもろい話は、またの機会ということで…

ビールの酔いが回ってきたんで、失言せんうちに終わっときますわ。
ほな😉

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