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完璧主義は人生をダメにする

きっちりかっちりした計画を立てるのが好きで、それを1つ1つ実行して完全にノルマを消化すると気分がいい。その代わり1つでも漏れがあると気になってしまう。そんな性格の子供でした。

こういう性格は上手く行ってる時はいいけど、つまづいた時が大変。ちょっとしたつまづきで全部がダメになったりする。

いわゆる「all or nothing」的な性格。

こういう性格って「完璧主義」と言われて、どっちかっていうと真面目な良いイメージでとらえられてる(気がする)。

自分は子供の頃からこの性格で苦労したよ。

大学生になってから、こういうのは神経症(考えすぎ、気にしすぎ、ノイローゼ)の一種で、あんまり良い性質ではないことを知った。(※拗らせると鬱になるらしい。ボクは実際にそうなった)

この性格は受験勉強や仕事ではプラスに働くこともあったけど、日常生活ではマイナスになることが多かった。

特に人間関係。

相手にも完璧さを求めちゃうんだ。

具体的には「Aくんのここがダメ、あそこがダメ」とか「Bくんはこういう点を直してくれなきゃつき合えない」とか。

いつも他人のあら捜しをしていた。そういったことは誰しも心の中に閉まっておいて口にはしないのにね。

そのくせ自分の欠点を指摘されたら烈火のごとく怒って相手に反撃するというどうしようもない性格。

今考えたら「自分を何様だと思ってたんだ。笑」って思うけど、当時はそういう自分を慧眼だとかシャープだとか考えてた。まったく恥ずかしい…

こんな酷い性格の自分にも友達らしき関係はあった、一応。

ただ彼らはみんな性格が悪かった。類友ってやつで、自分と同じ「揚げ足取り名人」ばかりだったんだ。

口を開けば人の悪口・陰口、TVに出てるタレントへの罵詈雑言、政治家が悪いだの、社会の在り方が間違ってるだの…etc もうどうしようもなかったな。

他の人は楽し気な友人関係に恵まれて上手くやってるのに、自分は子供の頃からいつも歪んだ人間関係の中にいる。

「そうなるのはもしかしたら自分にも何か悪い点があるんじゃないか?」…そう考え始めたのが20代の半ばだったかな。

あ、いったんココで区切ります。用事があるんで。

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