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ケ・セラ・セラ

最近、子供の頃のことをよく思い出す。
自分はクラスのみんなとワイワイやるんじゃなく、教室の隅っこに一人ぼっちで居るのが好きだった。
学校から帰ってからも、一人で駄菓子屋巡りをしたりゲーセンに行ったりするのが楽しみ。子供の頃から孤独癖があったんだ。

中学生ぐらいから自分は周囲に溶け込めない人間だって自覚するようになって、ボンヤリと「将来ロクな大人にはならんだろうな」と思ってた。
実際、こうやって世間から外れて生きる破目になってるんだから、その予感というか暗示は的中したわけだ。

中学ぐらいから深夜徘徊を始めて、何度か職質にもあったっけなあ。
夜中にポケットに忍ばせたラジオをイヤホンで聴きながら自転車で街を徘徊する。これが楽しかった。
時折、コンビニに立ち寄って缶コーヒーで休憩したりエロ本を立ち読みしたり。当時は漫画はもちろん、エロ本も立ち読み自由だったっけ。
今はビニールに包んだり紐を掛けたりしてるけど、なんとも味気なくなったもんだよ。

夏だと明け方の4時ごろには白々として来る。そうなったら深夜徘徊も終わりの時間だ。
速やかに家に帰って寝る。一仕事したって感じ。
あ、学校? 昼から行ったり行かなかったりだったね。その日の気分次第。
親もあきらめて何も言わんかったね。
中学生の頃から今の人生の片鱗みたいなのが出てたんだね(笑)

今現在、人生も折り返し地点を過ぎて復路に入ってるわけだが、これからどうなっていくんだろうか? 自分でもわからない。
将来は西成にでも行ってひっそり日陰人生を送ってるのかもしれないし、はたまた来年あたりポックリ逝ってるのかもしれない。
いずれにせよ、今の人生から解放されるのならそれはそれでよろしい。
理想を言えば、痛くも苦しくもない状態でこの世とオサラバするのがいいわけだが、そうもいかんだろうな。
好き勝手に自堕落をやって御託ばかり並べてきた最期には、一体どんな罰が待ってるのやら…Que será, será

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