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「超・箇条書き」杉野幹人

箇条書きが最強のビジネススキルである理由

  • 伝えたいことを、短く、魅力的に伝える

  • 人を動かす

  • 自分の評価を左右する

『超・箇条書き』の「3つの技術的要素」

  1. 構造化:相手が全体像を一瞬で理解できるようにする

  2. 物語化:相手が関心をもって最後まで読み切れるようにする

  3. メッセージ化:相手の心に響かせ行動を起こさせるようにする

超・箇条書きの技術① 構造化

  • 全体像をつくる

  • レベル感を整える:「伝えたいこと」と「伝えたいことの詳細・補足」とに情報を分け、つながりをもたせて並べる

構造化のコツ① 「自動詞と他動詞」を使い分ける

  • 自動詞を使った状態・現象を伝えるグループ(例:落ちる)

  • 他動詞を使った行為を伝えるグループ(例:落とす)

構造化のコツ② 「直列と並列」で時間軸を整える

  • 箇条書きのつながりに時間が流れていれば、直列型で伝える

  • 箇条書きのつながりに時間が流れていなければ、並列型で伝える

構造化のコツ③ 「ガバニング」で引き出しをつくる

  • 最初にポイントの数などを宣言する

  • メールには宣言が欠かせない

  • 例)「3つの問題点」「2つの対応」、Steve Jobs のスピーチ

超・箇条書きの技術② 物語化

  • 物語の要件は「フック」をつくること:相手が置かれている状況を考えて箇条書きをつくらなくてはならない

  • レベル感を整える:「伝えたいこと」と「伝えたいことの詳細・補足」とに情報を分け、つながりをもたせて並べる

物語化のコツ① 「イントロ」でつかみ、相手を引き込む

  • 相手が期待していることにすぐに答える

  • 尚、アンサーファーストは状況によってはベストアンサーではない

物語化のコツ② 「MECE崩し」で山場をつくる

  • Mutually Exclusive and Mutually Exhaustive

  • 漏れなく、ダブりなく伝える

  • その情報、伝える必要はある?

物語化のコツ③ 「固有名詞」で具体的にイメージさせる

  • 伝えられた相手は自分事にして、イメージしやすい

  • プレゼンは、相手を主人公にする

  • 聞き手とそのコンテキストを考え抜く

超・箇条書きは相手のためのもの。
つくることが目的ではない。何を達成したいのか?

超・箇条書きの技術③ メッセージ化

  • ダメな箇条書きは:「で、それが何?」で終わる

    • スタンスを取る(Aor B? yes or no?)

    • 当たり前なことはNG

メッセージ化のコツ① 「隠れ重言」を排除する

  • 重言=意味が重複しているもの

  • 隠れ重言=当たり前のこと

  • プレゼンのNGワード集をつくる

メッセージ化のコツ② 「否定」で退路を断つ

  • AよりB

  • AからBになる

メッセージ化のコツ③ 形容詞や副詞は「数字」に変える

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