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○○ジャズ入門シリーズ

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スピリチュアル・ジャズ、ラテン・ジャズ、ブラジリアン・ジャズ、など、入門編のガイド記事をまとめたマガジンです。
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#プレイリスト

"ECM records : mellow, slow and melancholy" ( with playlist )

ECMといえば、1969年にドイツのミュンヘンで設立されたレーベルで、ジャンルを超えて数々の名作を生み出してきた名レーベル。 とのコンセプトや とも称される透明感のある独特のサウンドなどで知られています。 ジャズのディスクガイドには何かしらの作品が必ず掲載されているような名盤の多いレーベルで、その中には美しく、心地よい作品があることでも有名です。 そんなECMの静かで穏やかな曲を集めたプレイリスト”ECM records - mellow, Slow and mela

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21世紀のオルガン・ジャズ入門 with Playlist

オルガンジャズは80-90年代にイギリスでのジャズ・ダンス系のムーブメントでグルーヴィーなソウルジャズのひとつとして、またはヒップホップのサンプリングソースとしても再評価されたが、実はジャズの文脈でも少しずつ進化している。 その辺りは『Jazz The New Chapter 4』という本でもやったのだが、その後、コリー・ヘンリーがどんどんすごいことになっていたり、デルヴォン・ラマーみたいな人が出てきたりで面白くなってきたので、ここらで一度簡単に入門編をまとめておこうと思う

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楽器のように歌う21世紀のジャズ・ヴォーカリストたちと Introducing マイケル・マヨ with PLAYLIST

マイケル・マヨ(※Michael Mayo 発音的にはマイケル・メイヨかもしれない)というヴォーカリストの声を初めて聴いたのはおそらくネイト・スミスの『Kinfolk : Postcard from Everywhere』だっただろうか。ちょうど、その頃、黒田卓也とどこかで雑談していた時に「最近NYだとマイケル・マヨってヴォーカリストがすごくて話題になっている」って話をしてくれたのを薄っすら覚えている。 ネイトのアルバムでは同アルバムにグレッチェン・パーラトもゲスト・ヴォー

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ジャズとスカ、レゲエとジャズ:ジャマイカとイギリスにおけるジャズとジャマイカ音楽の関係 with PLAYLIST

以下のようなラテンジャズ/カリビアンジャズについてジャズ・リスナーのためにザックリ解説する記事を作りました。ラテン音楽のガイドはルンバやサルサやティンバなどの情報は充実しているけど、ジャズについて書いているものがほとんどないので、そこだけにフォーカスしたものです。 ここではカリブ海に面する国におけるそれぞれの国の音楽とジャズが融合している事例を紹介しています。 その中で《イギリスのカリビアン・ジャズ:キューバ、トリニダード、バルバドス etc》ということでジャマイカやトリ

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Playlist : 侵食するアフロビートのDNA - AFROBEAT × JAZZ/NEO SOUL/HIPHOP by Jazz The New Chapter

フェラ・クティとトニー・アレンらにより発明されたアフロビートは今もあらゆるジャンルに大きな影響を与え続けています。 ロック、ポストパンク、インディーロック、テクノ、ハウスなど、様々なジャンルに影響を与えてきたアフロビートですが、ここでは90年代以降にいかにアフロビートがジャズやヒップホップやR&B、ネオソウルなどに影響を与えてきたのかをプレイリストでまとめてみました。 文脈の詳細は以下の記事にしっかり書いたので併せて読んでください。 このnote記事では上記の記事は触れ

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