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review is a diary

新譜のディスク・レビューのような感じで音楽に関するテキストを書きます。最低週1本くらいのペースで更新していけたらと思っています。noteにインタビューを沢山公開した月は更新少ない…
ディスク・レビューのような感じで音楽に関するテキストを書いてます。更新は最低週一回。長いものはほぼ…
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Jazz The New Chapterオススメ来日公演リスト 2024 - 2025年

Jazz The New Chapter読者にお勧めの来日公演です。 好きなアーティストの来日がある方、気になる来日を見つけた方、ぜひSNSでシェアしていただけると嬉しいです。 ■2024年11月◉FESTIVAL de FRUE 2024  11/2 - 11/3 つま恋リゾート 彩の郷 ◉トム・ヨーク  11/12 - 11/13 グランキューブ大阪 メインホール  11/18 福岡サンパレス  11/19 広島文化学園HBGホール  11/21 愛知 名古屋国

column is a diary:2024 GRAMMY:グラミー賞のこと(3,500字)

今年もグラミー賞が発表されました。

2023 020:マーキス・ヒル:"Rituals + Routine"

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2023 012:London Brew

マイルス・デイヴィスの『Bitches Brew』と言えば、マイルスの代表作のひとつでもあり、ジャズの歴史を変えた一枚でもある。1970年に発表されたこのアルバムは、音楽の在り方さえも変える衝撃があったと言われている。実際にこの時期のマイルスのサウンドは定期的に再評価が行われ、後の音楽に多大な影響を与え続けてきた。それはジャズに限らず、多くのロックをはじめ、90年代以降にはポストロックやエレクトロニック・ミュージック、そして、ヒップホップなどに多岐にわたる。ジャンルを乗り越え

2023 011:Christian McBride's New Jawn - Prime

ジャズにおいて編成と音楽性が必ずと言っていいほど結び付けられるケースがいくつかある。その中でも特に顕著なのがトランペット、サックス、ベース、ドラムのカルテットだ。

2023 004:James Brandon Lewis - Eye of I

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2023 001:Russell Hall - Black Caesar

2022 019:アヴィシャイ・コーエン - Naked Truth

アヴィシャイと言えば、2003年のデビュー作『The Trumpet Player』が現代ジャズ・トランペットの名盤と称されているようなトッププレイヤー。まっすぐに勢いよく鳴らし切る演奏は広く受け入れられました。これ嫌いなジャズファンはいないんじゃないかなってくらいの演奏だと思います。 もう一枚重要作を上げるとすれば、イスラエルの面々と結成したプロジェクトのThird World Love。イスラエルのリズムや旋律を活かした楽曲は刺激的でした。同姓同名のベース奏者のアヴィシ

2022 017:ブランドン・コールマン - Interstellar Black Space

ブランドン・コールマンといえば、ブレインフィーダーから作品をリリースしている鍵盤奏者。1作目は自主で制作したアルバム『Self Taught』で、2作目はブレインフィーダーからの『Resistance』。そして、引き続きブレインフィーダーからリリースされた『Interstellar Black Space』が3作目となる。 もともとシンセサイザーマニアで、ジョージ・デュークが大好きな人だっただけに、70年代~80年代的なフュージョンとディスコをオマージュしたようなサウンドの

2022 016:ジョン・スコフィールド - John Scofield

ジョンスコがECMと組み始めての2作目。正直、ジョンスコがECMってどうなのよ?というか、近年はアメリカーナ志向なんだからNonesuchの方が合うんじゃないの?と個人的には思ってました。 インパルスに移籍してからの『Country For Old Men』『Combo 66』はブルース、カントリー、ゴスペル、ロックンロール、リズム&ブルースに取り組んだ渋ーーいサウンドで、ユニバーサル・ミュージック・グループ内なんだから、好みど真ん中なドン・ウォズ=ブルーノートと組んだらい

2022 015:サム・ゲンデルを観た

サム・ゲンデルを見てきました。

2022 014:パスクァーレ・グラッソ - Be-Bop!

アルバムについては以下のインタビュー記事も併せて読んでみてください。

2022 013:レチエレス・レイチ & オルケストラ・フンピレズ - Moacir de Todos os Santos

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2022 012:メアリー・ハルヴォーソン - Amaryllis/Belladonna

実は近年のジャズ・シーンはギタリスト活況の時代で、ジュリアン・ラージやパスクァーレ・グラッソ、ペドロ・マルチンスなど、様々な才能が出ていている。それ以前からいたマシュー・スティーブンスやギラッド・ヘクセルマンも良作をリリースしていて、その意味でも面白い時代だったりする。その中でもメアリー・ハルヴォーソンは通の間で特に人気が高く、今やリリースするたびにそれなりに話題になる。 彼女の個性的な演奏はこれまでになかったタイプのもので、しかも、誰が聴いても、これは新しいと感じられるも