マガジンのカバー画像

review is a diary

新譜のディスク・レビューのような感じで音楽に関するテキストを書きます。最低週1本くらいのペースで更新していけたらと思っています。noteにインタビューを沢山公開した月は更新少ない… もっと読む
ディスク・レビューのような感じで音楽に関するテキストを書いてます。更新は最低週一回。長いものはほぼ… もっと詳しく
¥300 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

鎌倉FM "世界はジャズを求めてる" 出張ジャズ喫茶なぎら オンエア・プレイリスト 2024

毎週第三木曜日に鎌倉FMでやっている《世界はジャズを求めてる》のナギラ担当週のオンエア曲を毎回プレイリストにしているんですが、これからはここにアップすることにします。 番組を聞く余裕がない方はこちらでどうぞ。

《インタビューを受ける側のためのインタビュー講座》を始める理由:柳樂光隆

今、大学で音楽を学ぶみなさんは将来、ライブをするようになったり、作品をリリースするようになることがあるかもしれません。その時にプロモーションが必要になることがあると思います。 自分のInstagramやTikTok、TwitterなどのSNSアカウント、もしくは他の誰かのSNSでプロモーションをすることもあるでしょう。メディアが持っているWebサイトやメディアのYouTube、もしくは雑誌や新聞、ラジオを使うこともあるかもしれません。その際は誰かと対談をしたり、インタビュー

column is a diary:Brutus "Jazz is Pop!! 2024"のこと(5,000字)

BRUTUSのジャズ特集が発売された。 去年、僕が一部の監修っぽいことをやったジャズ特集の続編といったところだろう。 僕は ・2024年のジャズジャイアント。 ・デザインの良いジャズグッズ。 のふたつを担当。 ジャズグッズは実際に自分でも買ったもの、買おうとしていたものを山ほど紹介していて、その中から編集部が選んだものが載っているのでかなりおススメです。ちなみに実際に自分でいつも着てるパーカーが載ってたり、去年、通販で買ってジャッキー・マクリーン好きのテラス・マーテ

column is a diary:Jazz The New Chapterの功罪 +(5,500字)

Jazz The New Chapterを出して10年が経った

『Jazz The New Chapter』:発売から10年に寄せて + 2014年版「はじめに」(7,400字)

◉『Jazz The New Chapter』発売から10年に寄せて 『Jazz The New Chapter』という本を出したのは2014年2月14日だった。 今でも覚えているのはちょうど発売する前日にタワーレコード渋谷店の一階を使って黒田卓也『Rising Son』の無料リリースイベントが行われていて、ホセ・ジェイムズがゲストで歌っていた。たぶんドラムはネイト・スミス、ベースはソロモン・ドーシー、鍵盤はクリス・バワーズだったのではなかろうか。そこで黒田さんの新作と

column is a diary:2024 GRAMMY:グラミー賞のこと(3,500字)

今年もグラミー賞が発表されました。

review is a diary:Vijay Iyer - Compassion(6,500字)

ヴィジェイ・アイヤーがリンダ・メイ・ハン・オー、タイショーン・ソーリーと結成したトリオでの2作目をリリースした。

review is a diary:The Smile - Wall Of Eyes(2,200字)

レディオヘッドの二人とUKジャズの名ドラマーのトム・スキナーのバンドのセカンドアルバムが出ていた。

スペインのピアニスト Daniel GarciaのライブをBlue Note Placeで観た(2,400字)

僕は2021年の年間ベストにDaniel Garciaというスペインのジャズ・ピアニストのアルバム『Vía de la Plata』を入れていた。そのピアニストがなぜかブルーノートプレイス恵比寿でライブをするというので観に行ってきた。

column is a diary:ジュリアン・ラージのインタビューと戦前のジャズ(4,200字)

ジュリアン・ラージのインタビューが公開された。 バンジョーの話から始まって戦前のジャズにおけるギターの話をひたすらしているとても面白い記事なのでぜひ読んでほしい。 これまでに存在するジュリアン・ラージのインタビューの中でも最上位クラスのクオリティだろう。 僕はウェブで読めるものは以下の2本、紙だとCDジャーナルとJazz The New Chapterにそれぞれ1本ずつ、つまり、計5回取材していて、どれも面白いのだが、間違いなく今回の記事がベストでしょう。 また次があ