「寒くなってきたので、お体ご自愛ください。」について考える

こんにちは。

おうち秘書サロン運営スタッフえりなです。

4回目のコラムです。
慣れてきたかというと、逆で、なんとかなるだろう、とギリギリになっています笑


さて、今日のテーマは、
「寒くなってきましたので、お体ご自愛ください。」について考える、
です。


みなさん、社会人として、大人のマナーとして、この定形分を使用したことがあると思います。
わたしもよく使っています。


この定型分、今まで、文字通りにしか受け止めていなかったんですね。


どういうことかというと、
「寒くなってきたので、体調を崩しやすいので、お体にお気をつけください。」
と解釈していました。


その通りなのですが、
なぜ、寒くなると体調を崩しやすいのか、考えたことがありますか?


寒くなると、体温が低くなって、
ウイルスや菌が繁殖しやすくなって、
風邪を引くんじゃないの?
と思ったあなた、
では、夏はどうでしょうか?


夏でも同じように、
「残暑が続きますので、お体ご自愛ください。」と結びます。


つまり、
「まだまだ暑いので、体調崩しやすいので、お体にお気をつけください。」
という意味になりますよね。


暑くても寒くても、体調を崩すのです。


なんだか変じゃないですか?


寒い時は、暑くすれば風邪を引かないはずで、
暑い時は、涼しくすれば風邪を引かないはずなのです。


でも、どちらも、
体調を崩す前提で、1q
気をつけてくださいね、と続きます。


ここでキーとなるのが、暑さ寒さという気温/気候の変化。


わたしたちは、この変化が当たり前だと思っているのですが、
人間にとって、生物にとって、
とても大きなストレスなのです。

そして、この気温/気候の変化というストレスは、
私たち人間が操ることができず、
どこに住んでも逃げられないストレスになります。

また、日々のストレスなので、
小さいこととして受け止められがちです。


しかし、ストレスはストレス。


ここを見逃しがちです。


つまり、


気温/気候の変化というストレスにより、
免疫細胞が正常に機能しなくなり、
風邪を引きやすくなる。


これが、この定型分の本当の意味だと気がつきました。


なので、気温/気候がよく変わる日本では、
一年中、この定型分が使われるんですね。


今まで何気無しに使っていた定型分に
色味がついたのではないでしょうか。


では、最後になりますが、
みなさん、寒くなってきましたので、お体ご自愛ください。
今日はいつもより自分の体を労ってくださいね。


お読みいただき、ありがとうございました!

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