無料添削デザインスクール #306 「ECセールバナー」
添削
ECサイトのバナーですね。
パキッとしたイラストがいいですね。
■サイズ
要素が真ん中に集まっているので、全体が小さく見えます。
バナーに余白を入れる初心者の方が多いのですが、バナーに余白はあまりいりません。
「余白が全て!」
というデザインの教えもありますが、それはWebサイトとかチラシなどでは大きく余白を入れることもあるので重要ですが、バナーの場合は余白を大きく入れるというよりかは、
余白をうまく使う
同じ余白ですが意味合いが少し違います。
バナーはスペースが極端に狭いので、優雅に余白を入れるとあっという間にスペースがなくなります。
優雅にスペースを入れられるのは大手のハイブランドのバナーくらいです。
基本は情報をたくさん入れることが多いです。
情報を入れると言っても詳細情報までギチギチに入れるということではないです。
■寂しく見える
フラットなイラスト系で作ると寂しい感じになります。
直線が多かったりすると刺々しく見えてしまうこともあるので、手描きっぽさや少し3Dっぽさを入れてあげると柔らかい雰囲気になります。
リボンを使うときは、リボンの中に文字を入れようとすると、リボンがすごい大きくなってしまうことがあります。
リボンのサイズ調整や、文字を少しリボンからはみ出させたりしてサイズを調整するといいです。
■全体で考える
部分的にはデザインが入っているのですが、全体で見ると寂しく見えます。
イラスト素材などを使うときも、そのままパーツとして置くのではなく、少し加工したり、バラしてバナーのサイズに再構築したりと、全体になじませてあげると統一感も出て、全体がにぎやかになります。
■詳細テキスト
呪文みたいなよく分からない怖い文言が書かれていますが、たまにどうしても書かないといけない文言はあります。
帯を引いてまで目立たせなくてもいいかと思うので、もっとなじんだ置き方をしてあげるといいです。
■ベジェ曲線
ベジェ曲線でフワフワしたものを描くときに、カーブがいびつだと不揃いのように見えて不安になります。
調整しないとスライムっぽく見えます。
カーブを調整して自然な丸みを出すと安心感が出てきます。
たかが曲線ですが、奥が深いです。
デザイン添削のご依頼はTwitterから!
Twitterで投稿された作品を添削しています。
添削を希望される方はTwitterにハッシュタグ「#デザイン添削希望」を付けて投稿してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?