無料添削デザインスクール #288 「家電セールバナー」
添削
新生活の家電のバナーですね。
爽やかな色合いのバナーですね。
■家電の画像を入れるべきか
ご質問があったのでそちらに回答しながら添削していきます。
・余白
・家電を入れるべきか
先に結論としては、入れた方が分かりやすいです。
パッと見た時に何のバナーなのかが分からなかったです。
他の添削でも書いていますが、バナー、広告は嫌われるもので、表示されたら飛ばされるものです。
最初は4秒と言われていた見られる時間もスマホの普及により、どんどん表示される時間が減り、今は0.4秒とも言われるくらい短いです。
つまり、一瞬で何のバナーかを認識させる必要があります。
余談ですが、YouTube広告でスキップが表示されるまで優雅な音楽流したり情景を見せる広告は無駄だな~と毎回思っています。
スキップ表示が4秒だったころに、4秒間だけ商品名とセール内容を連呼するCMがありました。
規約違反か何かで記されてしまいましたが、天才だと思いました。
選挙カーも自分の名前連呼するのにも似ていますね。
・必要最低限なものを先に伝える
・興味を持ってもらったら説明に入る
基本はこの流れです。
脱線したのでバナーに戻ると、余白があるなら家電を入れてあげた方が何のバナーなのかが分かりやすいです。
実務レベルでよくあるのが…
・画像をたくさん入れて
・入れる画像がない
このどちらかです。
商品によってはブランドの許可が取れない、契約上使えない、ライバル企業の商品と並べられない。
そんなことも多々あります。
どちらの場合でもデザイナーは、分かりやすく作る必要があるのでイラストなどで対応したりします。
AmazonセールのCMは全部アニメCGで対応していますね。
商品を出してしまうと、実際のその商品がない、または品切れだとクレーム、詐欺広告にもなるので表示しないことが多いです。
■色味
色合いがきれいではあるのですが、色味が薄すぎて白文字がギリギリ読めるレベルです。
デザイントーンは絞っていいのですが、読みやすさは万人に受け入れられるようにしてあげるといいです。
■区切り
バナー内で区切りみたいなのを作ると、意外とこの余白が邪魔になります。
区切りを箱とすると、さらに箱が入っているので余白が入り、下の線も箱と見ると余白だらけになります。
この余白を埋めると文字が大きくなって伝えたいものを大きく見せることができます。
余白も大切ですが、バナーの場合はそれよりも伝えたいことを伝える。
それが第一です。
例としてこんなバナーがあったとします。
まぁ、ありそうなバナーですよね。
でも、よく見ると…
伝えたいのはこっちですよね。
伝えたいこと、人が興味持つのを最優先にするといいです。
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