見出し画像

無料添削デザインスクール #266「新春セールバナー」


添削

新春セールのバナーですね。
新春っぽさがありますね。

■文字選定

バナー作る手順として、まず文字だけで見ると分かりやすいです。
この中でどれを大きくしたら効果的か。

デザインから入ると文字を読まないことが起きるのでチグハグな内容になってしまいます。
この中でどれを言われたら興味が出るか、それを単純に大きくするだけでバナーの効果は上がります。

現状「新春セール開催!」を大きくしていますが、新春セールって新春にするので、他社も同じような内容のバナーを打ちます。
新春と言わなくても新春セールだと大体わかります。

つまり、分かっていることをあえて大きく言っているだけになってしまいます。

「冬は寒い」
「こたつはあったかい」
「冷たい氷」

こんな感じで、あまり興味出ないし言われてもなんとも思わない言葉があります。
この辺りはキャッチコピーの知識なので興味があれば調べてください。

セールバナーは似たり寄ったりなのですが、なぜかというと、似てても一番効果が出るからです。

SALE
70%OFF

ほぼこれを大きく入れておけば間違いはないです。
バナーも効果が出る間違いない定番があるので、参考バナーを見てみたのがたくさんあるときは、真似してみましょう。

■ななめ

斜めの要素とまっすぐの要素を置くとガチャガチャしているように見えるので、斜めの角度を緩くするか、全体を斜めにするとまとまり感が出ます。

■可読性

黄色地に白文字など、読みにくくなる組み合わせがたくさんあります。
読まれなくてもいい文字でも読みやすくはしておきましょう。
これも「?」につながります。

「色盲」の障害を持っている人がどんなふうに見えるかも確認してみると勉強になります。

公共性の高い銀行や役所のデザインを作るときは、色盲の方でも見やすいような色合いにすることを求められます。

一般の人も見やすい色合いというのがあるので、とにかく見やすく作りましょう。

修正

修正して頂いたので、こちらも添削させていただきます。
ガラッと変わりましたね。

■セール

「セール」「SALE」の文字は取っちゃダメです。
もうこの文字だけ入っていればいいので、大きく入れましょう。

■文字の比率

日付が割引額よりも大きいくらい目立っているので、もっと小さくていいです。
人は日付を見て行きたいと思うのではなくて、セールだから行きたくなり、割引額を見て、もっと行きたくなるものです。
日付を見るのは最後なので、日付を探すということは、かなり行こうと心動いている状態なので小さくても探してみてくれる状態です。

比率としてはこのくらいでいいです。
周りの円の装飾に引っ張られて文字が小さくなってしまっているので、文字中心で装飾を入れてあげるといいです。

あと、背景が真っ白だと寂しいので、薄くでもいいので何か入れてあげるといいです。

デザイン添削のご依頼はTwitterから!

Twitterで投稿された作品を添削しています。
添削を希望される方はTwitterにハッシュタグ「#デザイン添削希望」を付けて投稿してください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?