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無料添削デザインスクール #66「さくら祭りバナー」

イライジャ｜WEBデザイナー　デザイン添削おじさん

添削

さくらまつりのバナーですね。
さくらの写真が奇麗ですね。

■配置

各要素の位置がアンバランスなので、余白などを整えるとまとまりが出ます。

線だけにすると左に寄っているように見えるのが分かります。

単純に外の余白を合わせるだけでもまとまりは出ます。
あまり全部一緒にするということはないですが…

■写真の色味

背景の写真が奇麗なのですが、青が強くなっていて蛍光灯の下で見たさくらみたいになっています。
Photoshopの色調補正やトーンカーブなどを使って色味を調整してあげてください。

咲いていない桜を咲かせるのは詐欺行為ですが、桜をより美しい桜に見せることは親切です。
頭の中にある桜はもっときれいな色味だと思うので、それに近づける感じで調節してみてください。

ほんの少し調整するだけで桜のピンクや色味が明るくなるので絶対と言っていいくらいに写真は色調補正しましょう。

■文字の強弱

【A】よりも【B】を伝えないといけないです。
【A】は春になったという情景なので背景くらいのポジションです。
大きな声で「春ですね！」と言っても人は来ません。
せめて「さくら祭りやってます！」と、人を呼び込むときに何を言ったら人は振り向いてくれるかを考えてみるといいです。

【B】はタイトルなのですが、これよりも大切なことを言っている文言があればそっちを大きくします。

「焼肉食べ放題」「B級グルメ屋台」などなど、興味が出るような文言があればそっちを大きく入れます。

■ふちはダサい

しょうがなく文字にふちを入れる時もありますが、最初からふちありきでデザインするとダサくなります。

「ふちはダサい」

今回はそれだけ覚えてください。
ちゃんと使うところ間違わなければダサくはなりません。

最初はフチなしでデザインするところから入ってみてください。

■表現が固い

日付の入れ方など細かいところも含めて、全体が固いです。
役所のお花見のお知らせのようになっています。

バナーは情報を整理して入れるという難しいものではありますが、WEBサイトのようにコーディングが無いので、ある程度は自由度が高いです。

フォントなども縛りは少ないので、色んなデザインを作ってみてください。

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