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無料添削デザインスクール #64「本屋バナー」

添削

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本屋さんのバナーですね。
緑色で渋い感じにできていますね。

■要素の重要度

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【A~C】で優先順位を決めると、どれを大きく出すべきかが分かります。
現状だと【A】の「おすすめ本」が大きくしてあります。
本を読んだとこと無い人にとっては魅力はゼロで、本を知ってる人にもあまり刺さらない、本を知らない人にはいいかもしれないです。

【B】「BEST10」は【A】か【B】が無いと機能しない要素ですね。

【C】「書店員が選ぶ」が小さく入っていますが、私はこれが一番重要だと思います。
最近は「本屋大賞」で紹介された本が爆売れするくらい本好きの人が注目する賞になっています。

つまり、本屋さんが選んだというのがブランド化しているので、それを大きく出した方がいいです。

■文字組

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横と縦が組み合わさっていますので、できるだけ統一した方がいいです。
読む順番も横と縦だと逆になるので注意が必要です。

このバナーだと左から読むことになります。
「おすすめ本BEST10 2022 書店員が選ぶ!」
日本語として違和感がありますね。
「オレ 選ぶ 本」原始人みたいな流れになっています。
先にも紹介した優先順位を決めて、その流れで見てもらえるといいです。

「書店員が選んだおすすめ本 BEST10 2022」
バナーは文字をねじ込むだけでなく、読む順番も考慮して作る必要があります。
これはバナーだけでなく、WEBサイトやチラシ、すべてに置いて共通していることです。

■キービジュアル

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女性の写真を使っていますが、今回のキービジュアルは「本の画像」がいいのではないでしょうか。

左側で大きく「本」と入れていますが「書店員」「本の画像」で十分「本」だということを伝えることができるので、こんなに大きく「本」と入れる必要はなくなります。

その分、スペースが大きく空くので、そこに「書店員が選んだ」などの特徴を大きく入れることができます。

人物を入れるのであれば、言語学者の金田一先生とかだったらインパクトはあるけど、無名な書店員の時は、主役は本なので本を見せた方が効果的だと思います。

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