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山口県長門に移住する(99): 守りたい存在

朝の散歩中
突然、
ひらめくことがある。
 
なんの脈絡も無く、
降ってくる。
 
「守りたい存在が
あってこその幸せ」
 
と、今朝は降ってきた。
 
今まで、
幸せだと感じていたことは、
守りたい存在があってこその
幸福感だった。
 
人間は、
幸か不幸か
大きな脳を持っている。
 
その大きな脳のお陰で、
力も体力もそれほど無い
ヒトという種が、
自然界の頂点についた。
 
反面、
その大きな脳のせいで、
ツマラナイ思いが
頭の中でいつも渦巻き、
ウツになったり、
病気になったりする。
 
だから、
「生きる」という
生命体なら当たり前のコト、
ただ無心にやればいいコトに、
理由が必要だったりする。
 
人間って、ホント、面倒くさい。
 
でも、
人間に生まれちゃったから
しょうがない。
生きる理由が必要だ。
 
私のそれは、
守りたい存在。
 
その存在の喜びが、
笑顔が、
私を幸せにする。
 
反面、
哀しみや痛みは、
身を切られるように辛い。
 
代われるものなら、
代わってあげたい。
自分が辛い方が、
よっぽどマシだ。
 
そんな存在があってこそ、
日常の些細な出来事が、
穏やかな日常が、
宝石の様に
希少で有り難いのだと
気がついた。
 
太陽をいっぱい吸った
洗濯物。
 
美味しいご飯。
 
山の緑の美しさ、
青い空と白い雲の
コントラスト。

自転車に乗って
風になるとき。
川遊びの爽快さ。
 
そんな喜びは、
私の真ん中に
守りたい存在があってこそ
感じられるものだと
気がついた。
 
だから、
もっと健やかな体に
なれるように、
もっと学んで、
もっと成長できるように
努力しようと思う。
 
じゃないと、守れない。
 
「努力」という単語が
大嫌いだった。
 
「努力しなさい」と
子供の頃、
大人に散々言われたから。
 
大人になった自分が
自ら「努力したい」
と思ったら、
ただの単語に戻った。
 
いくらでも
努力するよ。
大切な存在を守る為なら。
 
それが、
私の幸せだから。
 
健やかに
心穏やかに
生きて活きる
生命力の源泉だから。
 
貴方の守りたい存在は、
どんなものですか?

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