オタクと洞爺湖でセトリドラフト会議をやったよという話
リスアニ!LIVE2024最高でしたね!gomaです。
タイトルの通り、オタクと洞爺湖で「ラブライブ!シリーズ横断セトリドラフト会議」をやったんですけどそれがクッソ面白かったので、当日の振り返りを残すとともに、皆さんも是非やってみてね!の気持ちを伝えたく筆を執った次第です。対戦よろしくお願いします。
セトリドラフト会議って何?
概要
ドラフト会議で各々が考える最強のライブセットリストを作ろう!
参加者は事前にライブコンセプトを考えて、自分のライブに欲しいラブライブ!シリーズの楽曲18曲を指名する。
ドラフトが終わったら各々が指名した曲でセットリストを組み、事前に考えてきたライブコンセプトとセトリのプレゼン、ドラフトの感想戦を行う。
これを旅行先である洞爺湖のホテルの一室でやるわけですよ。楽しくないわけがないじゃないですか。
セトリや対象曲について
セトリにμ's、Aqours、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、Liella!、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの各グループ名義の曲(≒全体曲)を必ず一曲ずつ入れることを縛りとして設けた。参加者全員がラブライブ!シリーズに精通しているわけではないためセトリの偏りを防ぐのと、新たな音楽との出会いをして欲しいという2つの意図があった。こういう遊びができるのも全部サブスクさんのお陰なんだ。
ちなみに虹ヶ咲やLiella!はグループ名義の曲であってもリリース時と現在のメンバー数が違ったりするわけだけど、それを追求するのは大変
面倒なので不問とした。
また、曲によっては複数のバージョンがあったりするけど、バージョン違いでも重複は不可とした(バージョン違いがある例:Music S.T.A.R.T!!、私のSymphony)
指名できる曲は無印〜蓮ノ空までの楽曲に加えて幻日のヨハネ、スクールアイドルミュージカル。当日になるまで誰も言及してなかったけど神パラも多分アリだった。
ドラフトの流れ
全18回の指名のうち、最初の2回は参加者全員で同時に欲しい曲を指名し、被った場合は抽選で決定する。競争率が高いであろう曲をバッティング覚悟で狙いに行くのか、はたまた競争率はそうでもないがコンセプト的に重要な曲を安定行動として取りに行くのか……メタ的な読みと性癖のどちらを優先するかという葛藤がセトリドラフトの一つの醍醐味だと思う。
2回の指名が終わったら、指名時にバッティングして抽選負けした人から順に指名し、全員が指名したら今度はその逆順に指名する。これを8回繰り返してセトリに組み込む18曲を決定する。
実際には、順番の頭とケツの人間から「自分の番が回ってくるまでが長すぎて辛い」という意見をもらったので、10曲目を選んだ段階で指名順は組み直した。
その他
MCやアンコールの有無、歌唱カバーなどセトリ以外のライブ構成は各々が自由に決めていいこととした。また、参加メンバーについてもシリーズから各グループ全員を出す縛りを設けない。要するに好きにやってくださいということです。
事前準備編
ライブコンセプトどうする?
スクールアイドルが勢ぞろいするなら越境も見たいだろ→それってつまりスクスタじゃん→それってつまりスクフェスじゃん!(?)となりコンセプトは「洞爺湖スクールアイドルフェスティバル」となった。いやマジでこんな感じのテンションで決めたんです。スクスタとアニメ虹ヶ咲一期におけるスクフェスを意識しつつ、シリーズとしても、スクールアイドルにとっても、そして参加するファンにとってもお祭り的なセットリストになるライブを目指すことにした。
まずはじめにスクスタに関連するライブということで、TOKIMEKI Runnersは絶対に欲しかったのでファーストピックする方針で確定した。爆速決定。
フェスなので各グループ1曲歌って終わりというバランスにはしたくないなと思ったので、各グループで全体曲を2曲程度はやることにした。各グループのメジャーとも言える曲からひとつ、それ以外からひとつという塩梅で。
フェスなら当然越境カバーやコラボもあるだろうという考えになるが、誰が何をカバーするか考え始めるとキリがなかったので、各グループの(俺の)推しメンが代表してカバー歌唱する選抜ブロックを設けることにした。主催者権限甚だしい。
北海道開催のお祭りなのにSaint Snowを出さないなんてモグリだろ、という気持ちがありSaint Snowもマストで投入することになった。各グループ2曲、の枠の中に当然Saint Snowも入ってくるため頭を抱えることになる。A-RISEとSunny Passionも入れたかったがあまりにも枠がなかった。スクミュも然り。ごめんね……
そんなわけで大まかに以下のようなブロック構成にすることにして、ここにハマるような曲を考えながら新千歳にFly with You!!しました。
会議当日編
以下、実際に指名した曲を指名順に紹介していきます。
同時指名(1, 2巡目)
1. TOKIMEKI Runners/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(※全員歌唱)
前述の通りスクフェスの名を冠している以上トキランはど~~~しても入れたかった。今こそスクスタのOPムービーを見てください。
どうしてラブライブ!フェスでやらなかったのん……
誰も初手で取らないであろうことは頭では分かっていたが、万が一を考えて強気な指名ができないところがドラフト弱者たる所以だなと思った。まあバッティングもなく取れてるので結果オーライとしましょう。
2. SUNNY DAY SONG -Movie Edit-/μ's(※全員歌唱)
取るかどうか非常に悩んだ。だってA-RISEいないわけだし……しかしセトリのコンセプトに「スクールアイドルの祭典」を置いている以上SDSをやらないの?という気持ちもあり、競争率も高そうなので結局2巡目に指名した。
Movie Editなのは単純な好みの問題でもあるし、劇場版ラブライブ!の内容を汲むと通常版よりはこちらの方がコンセプトにあっていると思ったのもある。
ここでセトリの〆にしようとしていたNEO SKY, NEO MAP!を取られ、仮組のセトリが崩壊する。
指名前半(3〜10巡)
3. Believe again/Saint Snow
洞爺湖ピックアップそのいち。洞爺湖の湖上ステージの背景に旧函館公会堂を建ててもらいます(阿呆)。
Atpが初手で消えていたこともあり、競合が怖すぎたのでとっとと指名。
いちいち採用理由を説明するのすら野暮ったい。みんな洞爺湖でジャンプしような(不凍湖)。
4. SINGING, DREAMING, NOW!/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
何故かNEO SKY, NEO MAP!が指名できない。すいませ~んこのドラフト会議壊れてるんですけどォ?
〆にする予定だったNEO SKY, NEO MAP!の代替曲は考えてなかった(というかそんな曲は存在しない)ので、普通に困ってしまった。ウンウン長考した果てにSINGING, DREAMING, NOW!を指名することにした。
採用理由としては、NEO SKY, NEO MAP!の持つテーマ性を一部引き継いでいる曲と言えること(同好会メンバーそれぞれが違う夢を持ちながらも夢を語り合い、共に歩む仲間であること。とはいえこのテーマは虹ヶ咲の根っこにあるようなものなのでこの曲に限った話ではないのだけど)、またSDS後の雰囲気にも曲が負けていないことが挙げられる。そしてなにより「熱く語り合える君に会えてよかったホント嬉しいよ」という歌詞が垣根を越えて集まるスクールアイドルフェスティバルの〆にピッタリだった。いい曲やほんま……
まだ書けることはあるけど、果てしなく長くなってしまうのでこの辺で。〆にしてはちょっとしっとりしてるかなと思いつつも、結果としては悪くない選択になったと思う。アンコールでまた盛り上げてくれるでしょう。
5. Blightest Melody/Aqours
Believe againの後にはBlightest Melodyだろ!という気持ちで指名。これも洞爺湖ゾーンピックです。あんまりにも劇場版ラブライブ!サンシャイン!!じゃんとは当然なったわけだが、北海道の大地でこの組み合わせを見たくないわけはなくない???
6. Paradise Live/μ's
μ'sの中でも随一大好きな曲。それ故にもう曲が取られるのは勘弁という気持ちが強く出てしまって、競合してなさそうと思いながらも早い段階で指名せざるを得なかった。また弱いとこ出てるよ~。
歌そのものがパーティー、つまりフェスティバルの終わりを歌っていて、今日は終わっちゃうけどまた大きくなって帰ってくるよというあんまりな泣きソング。落ちサビの「頑張るよ 頑張るよ もっと世界へ」の園田パートが好きすぎる。昔はParadise Liveがμ'sのライブで披露されたことがないという話を聞いて「こんないい曲がどうして……」となっていたけど、今思い返せば出せるタイミングがなかったのかもなとも思う。また次のスクフェスで会おうな……(この文章はスクフェスサ終発表の前に書いています)
タカラモノズのカップリング、ということでスクフェスコラボシングル枠も一応兼ねたつもり。
7. スリリング・ワンウェイ/Aqours(※Saint Aqours Snowで歌唱)
洞爺湖ピックのラスト。Awaken the powerが取られてしまったのでプランB。AtpがないならOver The Next Rainbowじゃない?という説もあったがしんみりしすぎてしまうので候補に入ってこれなかった。フェスにおけるバラード曲の取り扱いって難しいよね。
ぶっちゃけAtpも代替できる曲とか存在しないので……代替できないならみんなで歌ってぶちあがるしかねえよなあ?!の気持ちで。
8. 永遠のEuphoria/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
蓮全体曲そのいち。何故か誰も取っていなかったためピック。
連綿と続く伝統と、その中の出来事ひとつひとつを「永遠の幸せ」と呼ぶスケールの大きさは代々スクールアイドルクラブが引き継がれてきた蓮ノ空ならでは。ユニット不採用なのでちょっと苦しいとこはあるけど、フェスという場で歌うことで蓮ノ空の特色をアピールすることができるし、また人によっては「永遠の幸せ」の範囲をスクールアイドル全体に拡大解釈することもできなくはない……のでスクフェス向きな曲ではあると思います。
あと単純にサビのワイパーをフェスで見たい気持ちもあった。洞爺湖の湖上から見たら圧巻だろうね!(まだ言ってる)
1月度Fes×LIVEで感慨に耽るオタク
9. コワレヤスキ/Guilty Kiss(★ルビィ、善子)
急に推しのカバー指定を始めたため他のオタクからめちゃくちゃキモがられました。ごめんね、キモくて……
でもコワレヤスキといえば黒澤ルビィ、コワレヤスキといえばよしルビなんですよ。善子はルビィのこと守ってやらなきゃって思ってるけど、当のルビィは善子の方こそ繊細なワレモノだと思っているんですよ。わかります。
10. Link to the FUTURE/スリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!
蓮2曲目。Legatoと悩んだが、蓮が出るのにカバーにすらユニット要素がないのは流石に寂しい。それに花帆には選抜パートで彼女の「繋がり」と「成長」を意識したアナログハートを歌ってもらおうと思っていたため、その要素とも関連を持たせたかった。
12月度Fes×LIVEで見たときは映像に合わせた編曲があって超壮大……という感じだったけど、実際の音源は思っていたよりもカラリと聴ける印象で、重くなりすぎない感じが良かった。
歌詞の至るところに畑亜貴の魂宿ってる
後半指名(11〜18巡)
11. 青空Jumping Heart/Aqours
Aqours1曲目枠。トキランは開幕全員で歌ってほしい→じゃあその後の曲は?と考えたらやっぱり青ジャンになってしまった。サンシャインが親のせいもあると思うけど、はじまりの曲という印象が強すぎてね。これもあまり言うことがないです。
余談だけどまたバンド聴きたい曲ナンバーワン。バンドライブの需要絶対あるから頼むよ運営くん……
12. 始まりは君の空/Liella!(※一期生)
前述の通り各グループ2曲は全員曲をやってもらおうという気持ちがあった中で、Liella!には一期生5人の曲と、今の11人曲の両方をやってもらいたいと考えた(こういうとき間にいる二期生の立場がなんとも微妙になってしまうのが寂しいが)。
始まりは君の空は一期生以外のメンバーを加えて披露されたことがまだないので、妄想セットリストの上だとしても9人ないし11人で歌わせるのはなんかこう、チョンボじゃない???という気持ちがあった。それこそアニメ3期でやってもおかしくない展開じゃあないですか……というわけで人は増やさず一期生5人での歌唱とした。
サビ入りの、逸る気持ちを表現しているかのようなスネアドラムが初めて聴いたときからずっと好き。
13. A song for You! You? You!!/μ's
前半のμ's枠として。μ'sにも従来の曲と新しい曲(2020)をやる流れをやってほしかったんです。はからずも2曲とも未披露曲なのでオタクは嬉しいはず……多分……いやでも洞爺湖なんて交通の便が悪いところでやったらキレられるか……
落ちサビ前のどことなくぼらららが思い起こされるギターソロが気持ちいい。
14. シェキラ☆☆☆/Liella!
Liella!後半枠。TO BE CONTINUEDは取られていたのでこれもプランB。うまく説明できないが、テンポが速すぎず遅すぎない絶妙な塩梅で、ライブの頭でもお尻でも出しやすい曲だと思う。もしかしてハートビートのテンポだったりする?いやだいぶ速いか
ライブ終盤は「これまでじゃなくこれからも楽しいことをしよう」的なテーマ性をちょっと持たせたくて、そういう意味でもピッタリな曲だった。歌詞にある「いつまでも繋いでく 君のハートもここから出会ってく沢山のハートも」のところはまさにその象徴のような部分ですね。
15. 同じ星が見たい/lily white(★恋、かのん、千砂都)
恋カバー。葉月恋といえば僕の中では微熱のワルツのイメージが非常に強くて、それに近い曲を歌ってほしい気持ちがあった。加えて、声質的にlily whiteの曲を歌うのが恋に合っていてよさそうだよねという気持ちがあり、以上2つの理由から指名した。2曲の共通項で言うと、体の内側から湧き上がる/抑えられず溢れ出してしまう熱・恋心というイメージか。
歌唱メンバーは、はじめは恋、凛、希で行こうと考えていたがオリメンから一人だけ外すのも収まりが悪かったので、lily whiteの面々は全員除きました。会場に来たリリホワのオタクに殴られても文句言えない、ごめんね。じゃあ誰を入れるのかとなったときに、同じ星が見たいのイメージにマッチするLiella!メンバーとしてかのんと千砂都が自然と思い浮かんだ。可可、すみれは情熱があったらその情熱のまま突っ走っていくイメージで、二・三期生もちょっと違うかなと。まあ趣味ですねここは……
参加者から「スーパースターだから同じ星が見たいにしたのか」と訊かれて曖昧な返事をした記憶がありますが、あんまりそういう意図はなかったです。単純に恋にあうラブソングとして考えてました。
16. 無敵級*ビリーバー/中須かすみ(★にこ、かすみ)
にこカバー。推しカバーコーナーの中で一番はやくに決まった曲。いやだって純粋に聴きたすぎるだろ矢澤にこの無敵級*ビリーバー! スクスタのにこかすみ成分も摂取できて最強!!! もう言うことないです。
次点としてにこセンターの夏めきペイン(μ'sカバー)を考えていたが、「にこの無敵級聴きてえ~」欲には勝てなかった。とはいえ夏のラブソングである点、作詞が指原莉乃のアイドルソングである点などを踏まえると第2候補としては申し分なかったと思う。
17. 星屑クルージング/唐可可(★彼方、可可)
彼方カバー。曲の世界観が彼方のスクールアイドル像とマッチしているし、「もうちょっとだけ一緒にいてよ」と歌詞にもあるように、もう少しわがままお姫様でいていいんだよという気持ちを込めての選曲。彼方はすでに十分幸せだと思うけど、その先の未来でも幸せになって欲しいんですね。
今思うと彼方にはちょっとキーが高いような気もする。メッセージ性ばかり考えてしまって歌いやすさには考えが至らなかった。ごめんね(彼氏面オタク)
18. アナログハート/天王寺璃奈(★花帆、璃奈)
花帆カバー。前述の通り、活動記録14話あたりの花帆の成長とリンクさせてアナログハートを拝借。花帆がスクコネを始めて12月11日の例の配信に至るまでの歩みと、アナログハートの歌詞があんまり綺麗にリンクしているもんで困った困った。
流石に取るオタクおらんやろと思っていたので最終指名と相成った。
セトリ発表
前半の各グループブロックはゆゆゆを最後にすることだけは確定で、後はいい感じに。
選抜コーナーもアナログハートを最後にすることだけは決まっていたので、これまたいい感じに。こう見るとコワレヤスキだけマジで浮いてるけどライブで盛り上がるしいいよね?
ゆゆゆの後にコワレヤスキを歌わせるな洞爺湖ブロックは言うことなし。Atpなくてごめんだけど、お詫びにスリワンで暴れてね……
最終ブロックは前述の通り「これまでじゃなくこれからも楽しいことをしようね」的なテーマが感じられるようにしたかったので、それが少しでも伝わりやすいようシェキラ☆☆☆を先頭にして配置した。
ところでNEO SKY, NEO MAP!がセトリに入っていないのだけれど……
その他候補曲
夏めきペイン(μ's ※にこセンター)
前述通りの説明不要アイドルソング。
乙女式れんあい塾(ルビィ、ダイヤ)
かわいすぎるだろ。
P.S.の向こう側(彼方、エマ、しずく)
帰国してしまったエマが彼方、しずくと文通をするようなイメージ。流石に趣味が出すぎててキモいかも。
空中恋愛論(KALEIDOSCORE)
恋に関しては同じ星が見たい、以外の候補があまり思い浮かばず、なんとかひり出したのがユニットでの空中恋愛論カバー。Solitude Rainをソロでカバーすることも考えたが、流石に中の人要素が強すぎるかと思いこちらはやめた。
Awakening Promise(花帆、歩夢)
アナログハートが取れないことはないと思っていたが一応用意。花帆は歩夢とも親和性が高くて妄想していておもろかったです。そのうち梢に送る歌とか作るのかなあ、な~んて……とか書いてたらSpecial Thanksとかいうヤバい曲が生えてきて横転した。
NEO SKY, NEO MAP!
SINGING, DREAMING, NOW!の方が時系列が後ろという印象で、それもあってか未知のものへ向かうワクワク感はNEO SKY, NEO MAP!の方が色濃く出ていると思う。そうしたワクワクした気持ちでライブを締めたかった。
ちなみに銀テ飛ばせるのも強い。幻聴がするぜ……
感想
本当にマジで楽しかった。準備時点であれこれ考えるのも面白かったし、コンセプトに対してこの曲はどうかな?とか、取られてしまったらこの曲を代わりに出せるんじゃないか?とか考えながら曲を聴くのも乙だった。サブスク全盛・コンテンツ大飽和時代の今現在において、ゆっくりと曲を聴き返す機会そのものを持ち辛くなっている自覚があったので、そういう意味でもやってよかったなと思いました。
コンセプトについては音楽を楽しむフェスというよりも文脈ありきのセトリになってしまってだいぶキモいんですが、個人的には満足行く感じに仕上がったんじゃないかと思う。オタクに欲しい曲を横取りされて叫んだりしてたけど、概ね事前準備通りにケアできていた。
推しカバーも、セトリを組むという大義名分があるので自身のキモさを見て見ぬフリできる心置きなく妄想をすることができてよかったですね。とはいえ、もっぱら最近は「曲の文脈だけじゃなくて、そこじゃない音楽の話もしたいよね」などと吹聴していたにもかかわらず自分がセトリを組むとなったら文脈ありきのこのザマになってるのはね、相当ね、キツいよね……反省してます。
準備、ドラフト本番、感想戦のすべてにおいて大満足でした。みなさんも是非似たような企画をやって遊んでみてください。飲み会やオフ会の企画にしたり、それこそ我々のように旅程の中の一企画としてやったり。今なら金沢でやるのが面白いんじゃないかな~~~。
各国首脳紹介
最後に参加してくれたオタクの皆さんの紹介を簡単にして終わります。ぜひ見てみてね!
カイロス
真の主催。主催と音楽の好みで解釈違いを起こし続けている。
「旅」関連のコンセプト組み。コンセプトに合わせた虹ヶ咲ソロとしてDIVE!, VIVID WORLD, 声繋ごうよが指名されてるのが好印象。でもNEO SKY, NEO MAP!は流石に返してほしい。
似鳥
主催と同じ治安の悪い音楽を好むオタク。ラブライブ!シリーズからは離れていたが異次元前後からまた曲を聴くようになった。俺嬉しいよ。
コンセプトとして「フェスだからアニメ文脈の強い曲を極力入れない」「踊れる曲を選ぶ」など主催のキモ・コンセプトとは真逆をいっている。
りょうへい
ドラフト数日前からTLに#NowPlayingを保留しまくって他の参加者を威嚇していた当たり屋。北海道遠征を意識しての「移動」と移動時間中に移り変わる「昼→夕方→夜」に聴きたい曲がコンセプトだった。本人が車を乗り回していることもあって中々らしいセトリに仕上がっている。でもAtpは返してほしい。
ODA
音楽に一家言あり、のオタク。下記noteにも書かれてるけど「Groove,Funk,Dance」「音数がなるべく少なく、シンプルな楽曲である」ことをテーマとした選曲。テンション爆上がりで踊るぜ!というよりは、自然と体がリズムに合わせて動き出す、そんなライブセトリにちゃんと仕上がってるのがとても好きです。実際参加者の中で一番良いセトリを選べと言われたら、僕はODAくんのものを選ぶかな。
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