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たぶんずっと試着の旅は続くのだ

最近、図書館で借りてきたこちらの本。

私は猫好きなので、猫が出てくる小説・漫画・映画・ドラマ・アニメは、できるだけ触れたいと思っています(吹奏楽・オーケストラ系も🎺)。

群ようこさんの猫が出てくる小説も好きで、今年に入ってから何冊か読んでいました。
この『老いと収納』は平成29年に出版されたエッセイで、家にあるいろいろな物を捨てたり、買い替えたりするお話です。

ここは重要!とノートにメモしたくらい

「衣類」の章でファッション関係の仕事をしている、ひとつ年上の友達に服を選んでもらう話が出てくるのですが、これがかなり刺さりました。

「うーん。あなたにはトラッドは似合わないと思う。ジャケットとかコートとか、プリーツスカートとか。若い頃は似合ったかもしれないけど、今はそういったタイプはだめよ」
そういわれて、若い頃の自分の感覚で、今着る服を選んでいるのがよくわかった。私は制服っぽい服が好きだったのだが、それが似合わなかったとは。毎日、鏡を見て、自分のことがわかっているつもりでも、全然、わかっていなかったらしい。トラッド好きな若い女が、おばあちゃんになっただけだと思っていたが、そうではなかった。

群ようこ『老いと収納』P55より

「若い頃は似合ったかもしれないけど」
「若い頃の自分の感覚で、今着る服を選んでいるのがよくわかった」

ここです! ここ! テストに出ますよ!

試着がいかに大切か教えてくれた


この後、作者はお友達が選んでくれた
・フルレングスのロングコート(低身長で今まで選ばなかった)

・セミワイドのパンツ(いつもはストレート)
・丈短めカーディガン(普段はお尻隠せるロング)

以上3点を試着の上で購入しています。

また別の季節に一緒に買いに行ったお店では
・サルエルパンツ(綿は芋っぽく見えるから避けてた)
→素材がトリアセテート&ポリエステルで◎

・ボートネックセーター(スカーフは使い回せないので未購入。手持ちのネックレス使用)

・白のジャケット
3点を購入しています。

ここで私は、作者の年齢を調べました。
出版年で計算すると63歳
ということは、自分に置き換えるといま「買おうかなぁ~? どうしよっかな〜?」と悩んでいる、あのワンピースも20年経ったら似合わなくなるのかも
。°(´ฅωฅ`)°。

それなら、似合ううちに買って着倒すのもアリじゃない?
これまでは「エリザベス女王様だって、カラフルなスーツ着てはったやん♪ だから何歳になっても大丈夫!」
と思ってたけど。
「あ~あの時、着といたらよかった(T^T)」と後悔するくらいなら、買うのはいまでしょ!

次はこれらの本が気になる

君島十和子さん、もうすぐ60歳⁉️
そして、最近話題の売れまくってるMEGUMIさんの本。
ちょっと読んでできるところから取り入れたいです。

それでは、また ‎^ ̳ᴗ ·̫ ᴗ ̳^

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