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2023年度プロ野球チームの成績分析:RCWIN・RSWINによる深掘り(パ・リーグ編)

RCWINとは?


「RCAA」は、平均的な選手と比較して、その選手がチームにどれだけ多くの得点をもたらしたかを表す指標です。そして、これをさらに「勝利数」に換算することで、その選手のパフォーマンスがチームの勝利数にどれだけ貢献しているかを示す数値に変換するのが「RCWIN」です。

RSWIN とは?


投球回数と失点から平均的な投手と比較して何勝分の価 値を生み出したかを示す指標であり、XRWIN は、単打は 0.5 点、本塁打は 1.44 点を生み出すという過去の統計を利用し、 平均的な打者と比較して何勝分の価値を生み出したかを示す 指標である。


各チームのRCWIN・RSWINが1.0以上の選手を取り上げてみました。



オリックス

投手8.31,打者2.03とどちらも高い水準であったたために優勝した。来年の懸念材料は山本の移籍であろう。山本が移籍する事で投手力が大幅にダウンする事は確実である。山本の穴を埋められる投手候補は何名かいる事や元の数字も高いのでオリックスの優位なのは変わらないでしょう

ロッテ

投手-2.9,打者1.47と投手力はマイナスだが先発の頭は最低限はいて打者は1.47ながらも1.00以上が4名以上いるので優勝のポテンシャルは秘めていると思われる。

ソフトバンクホークス

投手-1.12,打者3.51と打力がパリーグ内で高い記録を保持しました。投手陣はオスナという守護神がいるものの先発陣が不足している。打者は近藤と柳田が他をよせつけない圧倒的高い数字によって成立している。数字的には良いが戦略の数としてはやや不足がちなので何らかのアクシデントであっさり順位を落とす可能性がある。

楽天

投手-7.17,打者2.66となりました。打者はプラスだが投手が圧倒的に悪いという結果になりました。投手陣は全般的にやや力不足な選手構成であり、圧倒的な投手が欲しい所です。打者は数は少ないが数字的には良い。こちらも戦力の数としてはやや不足がちなので何らかのアクシデントであっさり順位を落とす可能性がある。

西武

投手3.23,打者-5.29と投手力が高いが打力がないチームとなりました。投手は先発候補の頭数も揃っている。打者は数字こそ低いがそんな中でもそこそこの成績を上げている選手が複数いる事から、順位こそ低いものの来年のダークホース候補といえるのではないでしょうか。

日本ハム

投手-0.35,打者-4.35とどちらもマイナスである。投手は守護神がいるものの先発の頭がそろっていないのがキツイ。打者も頭数が少なく厳しい。来期は現時点では厳しいものと思われる。投手は山本が移籍する事で相対的に上昇してプラスになるだろうが、Aクラス及ぶ優勝を狙えるかどうかは打者がどれだけレベルアップ出来るかにかかってるかもしれません。

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