通い猫アルフィーのはつ恋/レイチェル・ウェルズ
飼い主を亡くした悲しみを経て、エドガー・ロードで“通い猫"として暮らすようになったアルフィー。ある日、空き家だった48番地に新しい家族が越してきた。だが何かから隠れるように人目を避ける一家の不審な様子に、近隣住民はざわつきだす。アルフィーはその一家と、彼らが飼う心閉ざした白猫のことが気になり……。悩める者のため1匹の猫が立ちあがる! ? 全英絶賛ハートフル猫物語、第2弾。
【相関図】
【感想】
猫だから話はできないし,どうするんだろうな?というのが毎度の関心となるわけで。いかにも猫が思っていそうなだったり,逆に「猫も恋煩いするんだろうか?」と猫飼いの素朴な疑問が相まって面白くなっている。猫あるあるが秀逸で,確かに猫は木登りが上手いんだけど,降りるの下手だよなっていう猫がいたりする。おなじみのメス猫タイガーとアルフィー+白い猫がやってきて,やや複雑な関係に。ほのぼの話はこのままほのぼのと続くのか?次に期待させる,なかなか上手い展開と思う。
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