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【全カード解説】リザードンHR争奪戦優勝者が書く「伝説の鼓動」収録カード評価表【+サンプルレシピも】

 こんにちは。ELEZY(えざわ)と申します。
 今回は、9/6(日)ポケモンセンターメガトーキョーのAリーグで優勝し、リザードンVのSRとリザードンVmaxHRを獲得した私が、強化拡張パック「伝説の鼓動」に収録されている全カードをシールド戦環境内での評価として記載したいと思います。
 私はチャンピオンズリーグ参加回数は1回のみ、完走や決勝トーナメント進出等の実績は残していませんが、昨年度の128人規模のシティリーグシーズン1でベスト16(優先権まで後1勝)程度の成績は残しております。シールド戦は運要素も多分に含まれると思いますが、運だけで勝ったとは言われないレベルの練習量と知識は備えていると思います。もしよければ最後までご覧ください。

※サムネ用(何度見ても嬉しい)

リザードンHR争奪戦リザルト

大前提として。10パック開封の配分。

「伝説の鼓動」のシールド戦について。
・伝説の鼓動(7枚入りパック20パック)を、他参加者と左右どちらかで分けて10パック開封します。
※各パックには「レア」以上のカードが1枚確定しています。

・引いたカード70枚+草・雷・闘・超・鋼エネルギー上限15枚ずつ+ジムトレーナー。合計146枚から40枚デッキを作成して対戦。
・4人ブロック予選で3戦(欠員がいる場合は3人で2戦)を行い、ブロック上位1名のみが決勝トーナメント進出(リザードンVのSR獲得)、2回勝てば優勝(リザードンVmaxのHR獲得)。

伝説の鼓動公式ページ

基本的なカードの引きは以下の通りです。
1.Vmaxライン1種
(マホイップorセキタンザンorトゲキッス)
※本記事では上記のVmaxになれる3体をVmax枠と呼称します。
2.Vポケモン1種
(上記3種に加え、ザルードorデンリュウorハガネール)
Vmaxになれるポケモンよりなれないポケモンの確率の方がかなり高い。
※本記事ではザルード、デンリュウ、ハガネールのVmaxになれない三体をV枠と呼称します。
3.アメイジングレアのカード
(セレビィ、ライコウ、ザシアン、ザマゼンタ、ジラーチ、レックウザ)
※箱で1枚確定のため引ける確率は5割。
4.SR以上のカード
(各種V、マリィ以外のサポート、各種Vmax、ヤレユータン、タフネスマント)
※箱で1枚以上確定のため引ける確率はだいたい5割。まれに2枚箱があるため2枚引けることがある。
5.レアのポケモン
10パック合計でだいたい合計で7枚。ただし4.でSR以上のカードを引いている場合は6枚。2枚被ることはほぼない。つまり欲しいカードが引ける確率は5割強。
※リスト
草:シェイミ、ゲノセクト
雷:ゼクロム、ゼラオラ
超:ゼルネアス、ディアンシー
闘:レジロック、ジガルデ
鋼:ディアルガ、マギアナ
無:ルギア、トルネロス
6.コモン、アンコモンのポケモン。
ほとんどのカードで1枚以上引ける。
コモンはそこそこの確率で2枚、ごくまれに3枚引ける。
アンコモンは基本1枚。まれに2枚引ける。
1進化するポケモンはタネがコモン、1進化がアンコモン
2進化するポケモンはタネと1進化がコモン、2進化がアンコモン
進化しないポケモンはコモンアンコモン混在と考えると覚えやすい。

7.特殊エネルギーについて
(アロマ草エネルギー、ストーン闘エネルギー、ツインエネルギー)
合計で体感1~2枚。ごくまれに3枚。

グッズ、サポートについて※重要
1.グッズ(3~6枚程度。中央値は体感4枚くらい)
スーパーボール、ポケモンいれかえ、ポケモンキャッチャー、モーモーチーズ、英雄のメダル、ゴツゴツメット
2.サポート(ジムトレーナー込み3~5枚程度。中央値は体感4枚くらい)
オニオン、おとなのおねえさん、ポプラ、マリィ+ジムトレーナー(参加証のためパックとは別に確定)
※グッズ、サポートは2枚引けることがまれにあるが、引く場合は大体の場合で何かが欠けている。



 以上になります。この情報を前提とした解説をさせていただきます。
※ごく稀にカードパックの偏りがあり上記の通りに引けない場合があるようです。基本的には左右10パックずつで均等になるようになっています。

全体的に見たV、Vmaxのポケモン

 低レアリティのカードと比較して、明らかにスペックが高いため基本的にはデッキに入れます。
 どれくらいスペックが違うかと言うと、自分はVポケモンでスタートし、お相手が進化ポケモンのタネでスタートした場合、相手がVポケモンに上手くアクセスできないと、こちらはエネルギーを貼り攻撃しているだけでサイドを取りきって勝てる試合があるレベルです。これが運がよかっただけとは言えないレベルの頻度であります。そのため原則としてデッキの主軸として確定で採用します。
 ただし、SRポケモン含めて3種類引いた場合や、特定のアメイジングレアのカードを引き一部のVポケモンとエネルギーの色が合わず、アメイジングレアのカードを優先したい場合は1枚デッキから外れる場合もあります。

全体的に見たレア以下のポケモン

 基本的に、上記のV、Vmax、アメイジングレアのカードでエネルギーの色を決めるため、基本的に技を使うエネルギーの色が合って初めて採用候補になる。と考えてください。
 無色エネルギーのみで技を撃てるポケモンについては個別解説で記載いたします。

グッズ、サポート

 グッズについて。詳細は個別解説に記載をしますが英雄のメダルを除き、引いたものをすべて採用します。
 サポートについて。ジムトレーナー含め引いたものすべて採用します。
 特にサポートは40枚デッキで3~5枚しか採用することができないため、構築戦の時とは違い毎ターンサポートを使うということはほぼできません。そのため最大枚数採用します。

 ここから先は個別カード解説になります。無茶苦茶長くなりますが、気になるポケモンだけでもいいので見てくださると嬉しいです。
 下記の個別カード解説では、以下の評価として記載いたします。
SS:引いたら必ず採用する
S:よほどのことがない限り採用する
A:エネルギーの色が合えば採用する
B:エネルギーの色が合えば採用を検討する
C:限定された条件下で採用する
D:採用しない
EX:引きによってはエネルギーを歪めて採用する場合がある

※Aランク以下で+が付いている場合は同ランク上位、-が付いている場合は同ランク下位
例:評価B+は同色の場合で採用を前向きに検討したいがしない場合もある。

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