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今年の新米! | オヤジのゾウ村ライフ

オヤジの住むゾウの村が有るスリン県は、タイでも美味しい米が採れることが有名な地域です。
でも、ゾウの村では、去年と今年は2年続けて洪水の被害によって稲は収穫前に全滅してしまいました!自然の仕業とはいえ、ほとんどの村人が米作りをしているので、とても悲しい出来事です。

冠水した無残な水田

オヤジの家には食べ盛りの子供達がいます。ご飯が食べれないと大変!困ります!
そこで、友達のタイ人家族と一緒に洪水被害のなかった近隣の地域から米を買うことにしました!

タイの稲作!簡単に説明しますと、毎年春頃に水田を耕し水をはって稲の植え付け作業をします。でも、日本のような植え付け機は使わず、人がタネをバラ撒きます!それも専門にする人が行います。

洪水被害のない、稲刈り間近の水田

そして、稲が成長した10月末頃に稲刈りをしますが、日本製の稲刈り機はごくわずかで、ほとんどがタイの稲刈り機を使います!この稲刈り機が大変ユニーク!何がユニークかというと、外観の装飾がスゴイ、派手な作りです。まるでデフォルメされた戦車のようです!

残念ながら、その稲刈り機の写真が撮れなかったので興味を持たれた方は「タイの稲刈り機」で検索してみて下さい。
タイの稲刈り機、操縦する人達が4人も必要!それぞれ役割が有るようですが詳しくは知りません。次回、調べて報告します!

話しを元に戻しますと、購入した新米も稲作農家の人が派手な稲刈り機を使って刈り取った米だと思います。
刈り取った米は学校の校庭等の広い場所で3日余り天日干しにして、乾いた米は大きな米袋に詰め込み、家の米蔵に保管します。

冠水した水田と稲刈り後の乾燥作業

タイの米は日本とは異なる売買システムがあって、金相場と同じように米の価格が上がったときに米を売ってお金に変えることができます!だから、タイの米は日本の米よりもお金に近いかもしれません。

さすが、輸出量世界一のタイ米!

スリンの米の味ですが、噂どおりで、香り良し、味良しで日本米と変わらず美味しいです!
今年、購入した新米は大きな米袋にして29袋!1年間食べられる量です。良い新米が購入できてオヤジも友達も幸せです。

来年こそは洪水被害に影響されないで、いつもの美味しい米が収穫できる事を切に願っています。

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