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プーンサップ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは!ゾウの村の住人です。
ゾウ祭りに向けて、今日明日でゾウとゾウ使いたちが市街地に移動します。
なお、ゾウ祭りの移動にかかるトラックの費用はゾウ使い持ちです。
明後日から本番通りの通し練習をして、ショーの本番を迎えます。今年はどんなゾウ祭りになるでしょうか。

さて、この記事ではプーンサップを紹介します。

プーンサップは、15歳のメスの元失業ゾウです。
コロナ前までは、チョンブリー県で働いていました。ですが、コロナ禍で施設が閉業し、収入がなくなったため戻ってくることとなりました。

コロナ禍では、所有者のライさんと、息子でありゾウ使いのサックさんが協力しながらオンライン果物販売を行いました。
その甲斐があって、ファンの方がゾウ舎の建設を手伝ってくれたり、果物を送ってくれることもありました。

聞き取りを行った時点でライさんは、まだコロナが完全に落ち着いたわけではないので、出稼ぎに出るゾウとゾウ使いが増えているものの、状況がもう少し良くなるまで様子を見て、その後で出稼ぎに出るかどうするかを考えると言っていました。

その際のライさんのメッセージは以下の通りです。

「食糧が足りないことと、プーンサップは横になって寝ると肩の部分に傷ができるようになってしまったことが今一番心配していることです。ゾウへの支援で嬉しいのは、食糧の支援です。もしご支援頂ける機会があれば、助かることこの上ありません。日本の方にもそれを知って頂きたいです。」

なお、その後ライさんとその家族は、プーンサップと観光施設への出稼ぎに出ることに決めたようです。
いまもプーンサップのチャンネルでは、観光施設から動画やライブの配信、オンライン果物販売を行っています。
観光施設に戻っても、観光客がまだ戻っておらず、十分な収入を得られないゾウとゾウ使いたちが多いので、ぜひプーンサップを見守るとともに、果物の購入、投げ銭、直接送金などで応援をお願いします。

<プーンサップのYouTubeチャンネル>

<プーンサップのFacebookページ>

プーンサップなど元失業ゾウたちのことも引き続き応援頂ければと思います!

なお、現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、引き続き失業ゾウたちの支援を行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。
現在行っている支援や、プーンサップのような「元失業ゾウ」についてはこちら↓をご覧ください。

また特に困難な状況にある失業ゾウに対する支援として、有料記事も公開しています。所有者へのインタビュー動画なども視聴出来ますので、ぜひ購入頂ければと存じます。手数料を除いた全額を、失業ゾウに寄付します。

ソーシャルメディアを活用することが難しいゾウや、特に困難な状況にあるゾウについては、寄付金による応援も受け付けております!noteのサポート機能をご利用ください。

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