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トーンクーン&ナムフォン | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。
今年もついに12月ということで年末に差し掛かってきましたね。そんな中、本日はまた失業ゾウをあるメディアで紹介して頂いたのですが、それは明日改めて投稿したいと思います。

ということで、この記事では元失業ゾウのトーンクーンとナムフォンを紹介します。

トーンクーンは、14歳のオスのゾウです。

ナムフォンは8歳のメスのゾウです。

トーンクーンとナムフォンは、コロナ前までは所有者のノイさんとサックさん夫婦と一緒にチョンブリー県の観光施設で働いていました。

しかし、コロナ禍で観光施設が一時閉鎖をすることになったため、ゾウ二頭とご夫婦はスリン県に戻ることとなりました。

スリン県に戻ってからは、ライブ配信やオンライン果物販売を行いました。そうした活動の中で、ファンからの寄付金を得ることもでき、なんとか生活をつないできました。

コロナ前に働いていた観光施設は営業再開をする予定だったので、ノイさんとサックさんはそれを待っていました。
ですが、結局、ナムフォンはパンガー県へ出稼ぎに出ることになり、家族は離れて暮らす結果となりました。

以下、ノイさんとサックさんからのメッセージです。

「コロナ禍でもファンの方々からの寄付金でナムフォンとトーンクーンと家族はなんとか食べていくことが出来ました。ですが、その状態は長くは続きませんでした。当初は家族揃ってチョンブリー県に戻ることを考えていましたが、施設の営業が再開されないため、別の県へと行くことにしました。家族みんなで一緒にいたいのですが、経済状況はそれを許してはくれません。今後どうするかはまだ未定です。トーンクーンは失業状態が続いているので、少しでもご支援頂ければ嬉しいです。」

最近の様子は動画等では配信していないようですが、コロナ禍での暮らしの様子や、出稼ぎ先での暮らしはYouTubeチャンネルの動画で見ることが出来ます。
ぜひ覗いてみてください。

<トーンクンとナムフォンのYouTubeチャンネル>

<トーンクンとナムフォンのFacebookページ>

なお、現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、引き続き失業ゾウたちの支援を行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。
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