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カムケーオ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

こんにちは、ゾウの村の住人です。
今年の象祭りのエレファントショーは、11月19日(日)をもって無事に終了しました。
日本からの観光客もそこそこいたように思います。クアイの人々、ゾウたち、ショーに携わる村の人々の姿は、いかがでしたでしょうか?

さて、この記事では、失業ゾウのカムケーオを紹介します。

カムケーオは、41歳のおじいさんゾウです。
コロナ前、カムケーオは所有者のライさんとともにチョンブリー県の観光施設で働いていました。

カムケーオが働いていた観光施設は、コロナ禍で観光客がいなくなったことから経営難に陥りました。
そんな中、カムケーオは高齢で観光客を乗せるなどの仕事をするのに適さないという理由で施設から解雇されました。そのため、ライさんとスリン県へと戻ることになりました。

現在は、ティアさんというゾウ使いがカムケーオの世話をしています。
ティアさんは、ライブ配信やオンライン果物販売をして、カムケーオの食費を賄ってきました。

ですが、カムケーオは果物に偏った食事などによってしばしば体調を崩しているそうです。

ライさんは、本当はもう一度出稼ぎに出たいものの、コロナ禍でカムケーオの年齢を理由に解雇されたことや、カムケーオの体調も優れないことを懸念しています。実際に、新しい出稼ぎ先は探しても見つからず、まずはスリン県で暮らす環境を整えたいと考えているということでした。

以下、ライさんからのメッセージです。

「カムケーオは高齢であるという理由で解雇されたゾウです。まさかこのタイミングで解雇されるとは思っておらず、どうしたら収入を得ることが出来るのかを考えているところです。ファンは果物の支援を好むのですが、それがカムケーオの体調を悪化させる要因にもなっています。可能であれば金銭での支援をお願いしたいです。そうすれば安全で適切な食糧を購入することができますの。」

カムケーオのYouTubeチャンネルやFaceBookページでの動画やライブ配信の視聴を通じて、投げ銭や送金などで応援して頂ければと思います。

<カムケーオのYouTubeチャンネル>

<カムケーオのFacebookページ>

ゾウは60年以上生きる動物なので、これからのカムケーオの人生を一緒に見守りつつ、必要な支援をご検討頂ければと思います。

なお、現地の失業ゾウ調査・支援チームでは、引き続き失業ゾウたちの支援を行っています。もし支援にご協力いただけるようであれば、noteのサポート機能からお願いいたします。
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